Railsその前に

Ruby on Railsはじめます。世の中の説明やチュートリアルはいろいろ間違っていて、Railsの前にRackを説明するべきなんですよね。rails newでたくさんファイルができてうれしいね、じゃないでしょ。意味の分からないファイルがたくさんできても嬉しくないんですよ。むしろ分からない領域が広がれば広がるほど悲しいでしょ。アクセスがどこから来て処理はどこに行くのか。それを知っとかないと不安が大きいままになってしまう。戦場の足場は大事なんです。

RackはPythonで言うWSGIみたいなもので、リクエストを処理するところだけ書くとうまいことWebサーバとつながってくれる、というもの。ググって調べると分かりやすい説明がありますのでどうぞ。そのRackの設定がconfig.ruで、Railsでも作られます。Rails自体がRackに対応したアプリとして実装されているので、WebサーバとつながっているRackのconfig.ruから辿って行くと処理が追いやすいと思います。

require ::File.expand_path(‘../config/environment’, __FILE__)
run Rails.application

まあそれでも、Rails.applicationってどこよ? とかrunって何よ? というと探すのはそれなりに苦労しますが、何を探していけばいいのかの手がかりにはなりますよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です