sudoku variants

GW前にAndroid機にsudokuと類似のゲームを詰め込んだmPuzzleというゲームをインストールしていた。要求される権限がちょっと怪しいとも思ったが、calcudokuをやりたいという誘惑には勝てない。パズルの問題はネットから10問ずつダウンロードされる。ヒントや間違った場合の警告などもカスタマイズできる。機能は申し分ないが、インタフェースはいまいちで、特に数字の入力がモーダルなのが痛い。入力中に盤面を確認できないのはこの種のゲームにとっては致命的な問題とも思える。ニコリの公式を含むsudokuアプリの多くはその点使いやすい。

まあ問題数の多さや類似のゲーム(特にcalcudoku)を楽しめるという利点は、上記の欠点を補って余りあるもの。

それで、GW中はこのゲームをサルのようにやっていた。

4歳児に「暇つぶしゲームだよ」と教えて数字を入れていくんだと教えると、器用に電話を操作して(もちろんルールは無視で)楽しんでいた。奥さんは当然「っざけんなてめえ、暇つぶしなんてしてる暇があったら(略)」という恐ろしい顔をしていたが、とりあえず見なかったことにした。

sudokuは要するに数独(ナンプレ)で、一般的には9×9のマスに1~9の数字を埋めていく。行・列・3×3の小範囲にある数字は重ならないという制約があり、ヒントとしていくつかの数字がすでに埋まっている状態でゲームが開始する。盤面のサイズやヒントの状況などで難易度が決められる。数年前にPythonの練習問題としてソルバと問題ジェネレータを書いたことがあり、肺の病気で入院するハメになった際、生成した問題をプリントアウトして病院に持ち込んだのはまあ…そういう思い出がありますね。

sudokuにはバリエーションがあり、偶数か奇数かが色分けされているかわりにヒントの数字が少ない(odd/even)とか、小範囲の形状が3×3の正方形でない(irregular)とか、隣り合うマス同士の大小関係が定義されている(greater/lesser)とか、それぞれにゲーム性が異なっていて楽しかったりする。

sudokutoは対戦型sudoku。互いにsudokuのルールに従って数字を入れていき、行・列・枠内に揃える手を打ったほうが勝ち、というもの。相手はコンピュータだが、矛盾する手をどう使うかがカギになる。

kakuroは数字を加算するクロスワードのようなもの。私はあまり好きではない。hitoriは行・列のみで、ルールに合わないマスを潰していくものだが、これも好きではないです。woggleは英単語の一筆書きみたいなものだが面白いとは思わなかった。shuffleはチェックサムから埋めていくみたいな感じのパズル。

fillominoはN-ominoのNをヒントにマスを埋めていくゲームで、これは意外と楽しかった。

そして最も繰り返しやったのがcalcudoku。四則演算と行・列の重ならないという制約がある。例えば2つのマスがグループ化されていて「3+」だったらそれぞれのマスは1か2のいずれかということになる。「4+」なら1か3(行・列内では重ならないので2+2という組み合わせはない)。+しか使わないcalcudokuであれば、行・列内の総和が決まっているので、はみ出したり凹んだりした形状を見つけて総和との差を求めるテクニックを使うとかなり難しいレベルのものでも解ける。私はソロバンやってなかったので足し算に時間が掛かって苦労するのだが。

まあでも、マイナスが絡むと扱いがちょっと難しくなりますね。掛け算や割り算は比較的候補を絞りやすい。これからも暇な時には時間を豪快に潰せそうです。

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