WCG

最近、IBMのWorldCommunityGrid(WCG)に参加しています。Riceというプロジェクトがお気に入り。Riceは栄養価の高い米を開発するプロジェクトです。始めてから1月くらいですが、累計ポイントは現在4万5千くらい。

地球で生存できる人口は、耕作地のサイズからだいたい計算できると思う。農耕に使える土地の面積から適正な人口が導き出せると。それからすると、日本は人口が多すぎるんではないかなぁ。

人口を増やすor増えた人口を養うには、耕作地を増やすか、海洋資源をもっとうまく使うか、耕作の効率を高めるくらいしか思い浮かばない。米や麦が主食の地域が多いが、米と麦の優劣に関しては米が勝つという認識でいる。米は連作できるし、単位面積あたりのカロリー生産が麦よりもだいぶ高かったはず。その効率の良い米の栄養価をさらに高められれば、世界の人口を増やせるはずだし、日本の人口も維持できたりするんでは?

人口を増やしてどうするかって? それはわからないな。でも飢餓で死んでしまう人を減らせるなら、悪い話じゃないだろうと。

インストールは簡単で、ユーザ登録してWindowsならWCGのクライアントをダウンロードしてインストールするだけ。ユーザ登録時のユーザ名とパスワードが必要になる。

muninのグラフGUIがないLinuxマシンにはWCGのクライアントパッケージをインストールできない(インストーラに蹴られる)。WCGはBOINCを使っているので、BOINCクライアントをダウンロードして展開し、GNU screenの中でboincコマンドを実行、boinc_cmdコマンドでURLとアカウントキーを入れると無事に計算を始められた(Fedoraならyumでインストールできますが、サーバはFedoraではないので…)。見ていると、ちゃんと60%のCPU消費に納まっている(右図)。もともとCPUをほとんど使ってないし、niceなプロセスなのでもっと使ってもいいくらいだな。

そういうわけでうちの場合、2台のマシンを参加させている。

Linuxマシン(Webサーバと兼用)は24時間稼働だが、6年前に買ったノートPC。ノートPCで気をつけるべきなのは発熱。おっかなびっくり動かしていたが、どうにかセーフ(←センサがイカれていなければ、だが)のようで、クソ熱い日中でも50℃は超えていないようだ。だいたい1日1回ペースでアップロードしている。

Windowsマシンは家族共用のノートPC。いつも手で触るマシンなので熱くなるのはちょっと嫌だが、モノは今年買ったDual Coreでそれなりの速度が出る。ただし1日の大半はサスペンド状態にあるし、ネットワーク接続も無線LANで不安定という欠点がある。VMwareで常に何かが動いてたりするし、リブートも頻繁。なので回答のアップロード頻度も安定しない。安定してればLinuxの4倍くらいの力はあるはずなんだけどねー。アップロードは2~4日に1~2個くらい。

いつかBOINCでプログラム書いてみたいなぁ、とも少し思っている。プロジェクトの作成やプログラミング方法について公開されているドキュメントがなんと日本語にも翻訳されている(!)ようだし。ただ、データ量に比べてCPU処理時間がそれなりに長く、全体の処理内容が膨大で、なおかつ勤めている会社の仕事とのかかわりがない…そんなネタあるだろうか。

サッカーの勝敗予想とか??

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