便利ですね。Windowsだから有料のソフトになるのかなぁと思ってダメモトでスタートメニューの検索に「dvd」と入れてみたら、まさかの標準添付。操作も単純すぎるところがなかなか良い。
入力の動画フォーマットはcodecがインストールされていれば(メディアプレイヤーで再生できれば)、勝手にDVDで使う形式に変換して、適当なメニュー(いくつかの中から選べる)をつけて焼いてくれる。ということでH.264に変換した後の動画でも、デジカメにありがちなmotion jpegのままでも問題ない。どんどん放り込めばよいという。
クリップごとにタイトルが表示されるのかなぁと勝手に思って、タイトルのつもりで中身を見ながらファイル名を変更していったのだが、タイトルは表示されないので無駄な作業だった。単純に、これまで日付と時刻を組み合わせたディレクトリ構造の中に、コンパクトデジカメで撮ったjpgや動画が入っていたので、動画をまとめて放り込めばよいだけだった。
まー、さすがですね。このくらい手軽だとプロジェクトを保存する気にすらならない(焼きたいときに毎回操作してもよい)。
Linuxにも同じようなのを探せばあるだろうと思った。探すと、dvdauthorがコマンドラインツールとしてあって、そのGUIがいくつかあるようだ。wxWindowsで書かれたdvdstylerがyumで入るので入れて試してみたけど、ちょっと操作が面倒ですね。動画を放り込めば適当にメニューをつけて焼いてくれる、というレベルでいいのですけど。自分でメニューやボタンを並べるところが違いかな。それほど苦痛ではないけど、頭が悪いので、余計な操作はないに越したことはない。Polidori(現在アクセスできず)やQ DVD Authorを使えばいいのかな。まあ、Linuxを使っていたら、単純なメニューを自動生成するかチャプターだけ切るかして、複数の動画ファイルを引数に食べるスクリプトにでもするんだろうな。