powertop(linuxpowertop.org)というのがあると聞いたので、自宅のノートPCで試してみた。
彼が示唆するには、まずAC97(サウンド関連)のドライバのオプションでpower_saveのオプションを有効にせよ、と。有効にした。
# /etc/modprobe.conf options snd_ac97_codec power_save=1
そしてカーネルのオプションでCONFIG_USB_SUSPEND、CONFIG_TIMER_STATS、CONFIG_NO_HZを有効にせよ、と。CONFIG_USB_SUSPENDは「n」になっていて、サスペンドに失敗するのはこのせいだと思っていたこともあり、がんばってやってみた。がんばったと言ってもNO_HZなんかは新しめのカーネルでしか使えない(Fedora Core6なのです)。
というわけで、こういうことをしてしまった。
# yumdownloader --enablerepo=development kernel # sudo rpm -ivh kernel-2.6.22-0.12.rc7.git4.fc8.i686.rpm --nodeps
/boot/config-2.6.22-0.12.rc7.git4.fc8を確認するとUSB_SUSPENDもTIMER_STATSもNO_HZも有効だった。Fedora8では省電力を目玉にするつもりかな?? とにかく起動してみるといきなりpanicするので、そのときの示唆にしたがってカーネルの起動オプションに「irqpoll」を加えたら無事に上がる。
powertopはもうgnome-power-managerにしか文句を言わない。タイマ割り込みも確かに半分以下に減っている。HDDが/dev/hdaから/dev/sdaになった。サスペンドも何度かやってみたが問題なさそう。だいぶ快適になった…と言えるかな??
ところで最近のmkinitrdは最初からNFS rootに対応しているみたいですね。そのためのコードが入ってました。