お久しぶりのMicrosoftなWinXPねた。
今まで管理者権限でずっと作業していたのだが、Linuxと同じように普段の作業はユーザ(非管理者の)権限で、管理者のアカウントは別に作ってrunasで必要なときだけ管理者になるスタイルにすることにしたと思って下さい。確かに使いにくくなるだろうけど、そのほうがいいと思ったので。
スタートメニューからWindowsUpdateを実行することが、たまにはあると思うんだけど、この状態だと普通のユーザでWindowsUpdateすることはできないから、runasでrootになってWindowsUpdate、という話になる。ところが、スタートメニューからWindowsUpdateの選択肢で右クリックして「別のユーザとして実行(A)」を選択しても何も起こらない。f*ck!
こないだ、アップデートしてないWindowsをネットにつなぐと20分も生存できない(cnet.com)って話があったことをぼんやり思い出す。
別のメニューでは問題ない…がWordでrunas使ってどうすんのさって話だな。
しょうがないのでWindowsUpdateのアイコンをデスクトップにコピーして(実体は%SystemRoot%\system32\wupdmgr.exeだ)、デスクトップのアイコンへの右クリックから「別のユーザとして実行(A)」を選んでユーザ名とパスワードを入力すると、問題なくWindowsUpdateが上がった。
スタートメニューの中で、あのWindowsUpdateのところは普通の項目とは別扱いで、なんか特別なことしてるのだろう。これってどうよ。っていうか、オレだけ? もしかしておれ、何か悪いことしたのかも?
ユーザ管理にはなんらかのモデルがあると思うけど、それにはまらないと良くないのかもな。私としては、管理者と唯一の一般ユーザは同一人物で、ただ気持ち悪いとか、安全のためにとか、そういう理由で普通のアカウントと管理人を分けたいだけなので、rootのログインを禁止して使うのはrunas経由だけにして、パスワードはなしでもいい(というか一般ユーザのパスワードだけしか管理したくないので)。そういう設定できるのかなぁ。
他にもいろいろ不都合があるかも。憂鬱だ。とりあえずコントロールパネルをrootで開く方法がわからない。古いプログラムをインストールできないとかアンインストールできないとかあるらしいけど、「プログラムの追加と削除」をrootになって動かせれば済む話だと思う。とりあえずWindowsUpdateと同じように「プログラムの追加と削除」のショートカットをデスクトップに作って右クリックとかしてみたけど、無理だった。いちいちログアウト/ログインするなんてのは理不尽というものだ。
(追記) 2004-08-24 24:29
別の環境で同じことをしてみたら、できた。…できないってことは、壊れてるのかな。うーん、いやな予感。
(追記) 2004-09-07 13:22
runasでrootになってIEを起動して、ファイルをデスクトップにダウンロードすると…それ、見えない読めない消せないの三重苦だ。考えてみればあたり前なんだけど、環境は元のユーザのままで、権限だけを昇格させたいんだけどなぁ。ムリ?
(追記) 2004-10-13 14:17
結局WindowsUpdateは無理ということらしい。KBなんちゃらをダウンロードするとこまでは大丈夫だけど、実行すると失敗したと出る。やはり常にrootであるべし、あるいはログアウト/ログインし直せ、みたいな厄介なポリシーらしい。