いろんな紆余曲折(※1)がありつつ、Rio Karma(rioaudio.jp)が届いた。20GB HDDがついたネットワーク対応のMP3プレイヤー。やはり写真で見るよりデカい(当然)。早速Linuxから使えることを確認した。
しかし独自プロトコルかな。マウントして適当なディレクトリ掘ってファイルを置き、テキストファイルでプレイリストを書けば済む、という単純な構造にしないのはなぜか。CasioかSharpあたりが作ってくれればそういう素直に処理しやすい構造にしてくれるのではないかと期待しているのだが…それにJava Appletとかって書いてあったけどAppletじゃなくて、Java Applicationだった。HTTP uploadとか使うのかなぁと勝手に思っていたんだけど、全然違う。世の中そんなに甘くない。
私はID3タグで管理していないので(いちいちつけてらんないよ)、まあPythonのID3タグのライブラリは使ったことがあるのでまあ、機械的につけていけないことはないのだが、文字コードとか表現力でいまいちあれを信用してないというところがあって、ファイル名+プレイリスト(テキストファイル)だけでやっている。
KarmaはファイルをつっこんでいくとID3タグを見ていく。普通のMP3プレイヤーはだいたいそうだ。で、勝手に分類してアーティスト別とかで再生できる。まあそりゃそうだ。プレイリストを書くのはオプションで、まあ書きたい奴が書けば? みたいな感じか。とりあえず様子見にガンガンMP3ファイルをぶちこんでみたが…本格的に使うまでにはまだ遠いな。
音は、今まで聞いてたのとなんかちょっと違う感じがする。何種類かプリセットのイコライザ設定があるので試してみよう。
あとは、このへん(rioaudio.jp)を見る限り、もうちょっと私のほうが試行錯誤できる時間は与えられたと思いたい。パケットを見てプロトコルを解析して…なんてことまではやりたくないけど、ある程度自動化しないと処理しきれない。ID3を自動的につけて、アップロードするファイルのリストを自動的に作っていって、syncするときにそのリストにあるファイルを一撃でアップロードしてもらう、くらいはやっておきたい。まあ特定のディレクトリの中にどんどんシンボリックリンクを作っていって、そのディレクトリごとアップロード、そして終わったら削除、みたいにしてくんだろうな。脈絡なく曲が増えてっちゃうんで、それをKarmaが整理してくれればそれなりにありがたい。
Windowsでも使ってみたが(USB接続を試すために)、特に異常はなかった。
(追記) 2003-12-21 17:25
ID3はSJISだと思ってSJISでガンガンつけていったが、SJISだとうまくいかなかった。EUC-JPだったらうまくいった。Javaのインタフェースでローカルのエンコーディングを見てUnicodeとかに変換して送ってるのかな。よくわからないけど全部EUCに変換して、「日本語対応暫定版」とやらを使って、いま転送中。けっこううまくいきそうだ。
※1 紆余曲折
Karmaを届けるために運送屋さんは都合4回も私の部屋の前まで来た。1回目は会社にいて不在。Amazon.co.jpは到着日時を指定できないのだ。次は今日の午前中(2回目)で、これは私が自動応答システムで指定した時間。しかし運送屋さんがなんと荷物を忘れてしまったそうで(笑)、出直してくるとのこと。私は午後出かけるけど6時以降ならいますと言っておいた。次は5時に来た(3回目)らしいが予告通り不在。5時に来たのはルート的に都合が良かったので寄ってみたってことだそうだ。そして7時過ぎにまた来て(4回目)やっと手元に届いた。
お疲れさま。