惨敗の結果は知っていたが見ざるを得ない。お互いPGが決まって3-6から日本はミラーが長いドロップゴールを決めた。美しい。しかしここからはフィジーの時間。7人制のように楽しそうにぶつかり、回し、走り回られて立て続けにトライを奪われた。タックルミスが多い。するする抜けられた挙句に当たった選手もはね飛ばされる。うーむ。2本ともゴールが決まらなかって助かった。
日本は逆に箕内が抜け出して捕まったところのラックから素早い展開でミラーがトライ。これはいい。ゴールもばっちり決めて13-16。
元木の突破からの流れるようなラック展開ラック展開。やっぱ元木はすごい。あの小ささから繰り出されるハードな突破。しかしもらったPGをミラーが外した。入るような感じだったんだけど、すんごいカーブがかかって。
CM明けの前半終了間際にスクラムを崩したフィジー、すぐに攻めてノット10メーターでPGを選択しようとするがフリーキックなのでダメと言われた(笑)。そのまま前半終了。
前半は途中でいいようにやられたのを除けばそんなに悪くなかったように思う。
後半は蹴り合いからのパントの処理をミスしてインゴールまで持ち込まれるが相手がボールをこぼしてくれた。この後ボールが手につかなかったりミスが続く。
#1、ゆっくりボールを持って進むも大畑がタックルに来ないのでコンタクトせずにパスを出した。それから大きく展開してって最後は二人がかりのタックルを受けながら絶妙なパスを出され、最後は#14にライン際を抜けられてトライ。ゴールも決まる(13-23)。
大畑がキックの処理をミス。風もあるみたいで、フィジーはキック狙いになっている。距離も伸びる。いろいろあってハイパントの処理のときに(一つ前の反則のノーアドバンテージ?)オフサイドを取られてPGを決められた(13-26)。
伊藤の突進は調子がいいようだがうまく守られた。なんか気の抜けた時間があって蹴ったボールをインゴールまで追いかけた#15がトライ。ライン際にこぼれたボールをキックし、そのまま走り抜けつつ片手で拾った。ゴールは外れる(13-31)。
この後、両チーム、ボールが手につかない。疲れてるのかなぁ。ここでフィジーのドロップゴールは外れた。ディフェンスが揃ってたし疲れてるからいい判断だと思ったが。
伊藤がタックルを受けてボールを落とした。ここで伊藤out。この後のプレーでうまく展開されてトライを奪われた。タックルが入らない。確かにフィジーの選手のボディバランスがうまいのだが、もうちょっとヒットしてもいいんじゃないかと思う。
この後日本はキックに悩まされ続け、なんかよくわからない反則でPGを決められた(13-41)。終了間際、フィジーは1人シンビン。どうなってんのかよくわからなかった。そのままノーサイド。
日本は後半ノースコア。キックの処理のミスと疲れが目立つ、気の抜けた後半だった。目を見張るような突破もない。たぶん、フィジーのペースだったんだと思う。FWでは決して負けてなかったと思うのだが、なんとなくプレーしていたら要所要所でトライを取られてたような感じかな。
(追記) 2003-10-23 23:42
ベッカムのラグビーボールリフティングはさすがに上手だった。