神奈川県警、マトリョーシカ、遺体。なんという魅力的な3点セットだ。真相はいかに。なかなか良かった。舞台は私の地元に近い。現在はだいぶ様変わりしている場所が多いと思う。根っこは変わらないんだろうけど。
なんやかやで解決するとは思えない体制で事件が捜査されてゆく。誰もが隠したい、誰もが闇のままで終わらせたい事件。恐れを知らぬ、特技が顔色伺いな金持ち御曹司刑事がハードボイルドにその闇を暴く。感じた違和感を大事にするんだ。成長を見せてみろ。
神奈川県警、マトリョーシカ、遺体。なんという魅力的な3点セットだ。真相はいかに。なかなか良かった。舞台は私の地元に近い。現在はだいぶ様変わりしている場所が多いと思う。根っこは変わらないんだろうけど。
なんやかやで解決するとは思えない体制で事件が捜査されてゆく。誰もが隠したい、誰もが闇のままで終わらせたい事件。恐れを知らぬ、特技が顔色伺いな金持ち御曹司刑事がハードボイルドにその闇を暴く。感じた違和感を大事にするんだ。成長を見せてみろ。
優れたルポライターが、さまざまな困難を抱える人々を記述する。それぞれに深いものがある。
著者の祖父の話は良かった。他にもゴミ屋敷の話、震災の話、ハンセン病の話など。性愛の話もあったな。語りきれない、それぞれの物語たち。著者の状況も関係する。
カメムシのくだりはなんていうか、印象に残った。そんなことまで書かないでいてほしかったような、あるいはこの記述があるから心に残るような。
世の中には、どうにもならない困難というものがある。自分の力でもどうにもならないし、他人の力を借りてすら厳しい。そういう時、人はどうするのか。どうするにしても、どうにもならない。それが苦しいんだよなあ。
童話をベースにしたホラー推理アクション?
果たしてこれは設定を生かせているのか? 秘薬の種類が多すぎるしキャラもあんまり強くない。戦い方もうまく描写できてないんじゃないかな。映像化狙いで6人の若手女優出せばいいんだろ、みたいな感じだったり? そんなわけないか。
いろんな要素をまとめきれなかった印象。秘薬設定を頭に叩き込み、こいつの能力はコレ! と指差し確認させておいて、いや渡せんのかよ、落とすのかよ、知らん薬隠し持ってんのかよ、と怒涛の混沌に巻き込まれた。サイコ野郎はこいつ…じゃなくて影が薄い方で…のように二転三転させた割に、最終的には位置エネルギー物理攻撃で戦う無意味さだ。能力組み合わせパズルと人狼設定はどこ行ったんだ。万有引力なんてファンタジーじゃないよお…
羽州(出羽国=山形とか秋田とかあっちの方)とタイトルにあるが、江戸の話。江戸屋敷があるからね。
江戸の大名火消しとして採用された、引退した元エース、人呼んで火喰鳥。ボロボロの組織を再建するために奔走する。火事起きすぎでしょ江戸って。なんか最近アニメ化されてるんですね。私が読んだのは小説ですが、人気あったのかな。あったんだろうな。キャラデザイン的にはユニが統一されてないという設定は活きるのではないか。髪色、体格、衣装。そのバラエティの多彩さがいい絵になると思う。
先祖をたどり、島の伝説が今、蘇る!!
一族のカルマが末裔に振りかけられる。海の生きものを観察して観察日記をつけよう!
うーん、まあそんな感じの話だった。腕と鼻。うーん。あんまこういうのは。
人体実験は気軽にすべきじゃないな。そう思いました。
よーし祇園精舎の鐘を鳴らしていくぞー! 源氏西征の総大将、源範頼の物語。頼朝の弟で、義経の兄。多かった兄弟もなんやかやあって頼朝挙兵時には3兄弟に減っていた。文章はかなり現代風の書き方ですね。
義経や頼朝、家臣団それぞれ癖のある坂東武者軍団で、どういう立ち回りを見せるのか。
割と楽しめました。あとがきを読むと、この頃の話は文献も少なくて史実があってないようなもの? みたいだねえ。
鎌倉時代は将軍家に問題があって変な感じの時代だったからな。兄弟で殺し合った初代が元凶なのかな。実際頼朝は大して戦に関わらず弟に全部やらせてたもんな。兄というだけでそんなに偉いのか。最後に有望なやつを全部殺したせいで将軍家自体が尻すぼみに終わった。関東を拠点にしたこだわりは偉いが。
前作から間もないある日、奴が現れる。「また、きちゃった…❤️」
いや出てくんなよこんなすぐにさあ。ムリだろ。と思ったけど、確かに無罪だったからな。ちょっとした行き違いがあってファイタータイプの警察官とバトルしたけど、暴動のさなかではあったし、あの極悪メンバーリストの中にあれば罪は無に等しいか。そういえば前作では自衛官ともバトルしてたな主人公警察官。殴り合いやりすぎだ。それで、この自認カエル男も無事、おかえり、と。
相変わらず人体に対する尊厳がない犯行。悪趣味だ。前回の被害者遺族のその後があったのは良かった。特に最初の2人。
衝撃的なヘビ殺人の開幕には度肝を抜かれた。まだらの紐が…しかし現代日本ではナントカ条約やら絶滅危惧種やらが絡んで、ラッセルクサリヘビで人を殺すと大変なことになるんだ。
アクションあり友情あり裏切りあり陰謀あり、いろいろ要素が詰め込まれていた。クライマックスはかなり大掛かりなものになった。すごい手間がかかっていて、この金額では儲けも出ないんじゃないかな。どうぶつを殺すなよ。人間もそうだが。
物語を振り返るに、序盤で動物病院に入院中のペットまで死なされたのは最後まで納得がいかなかった。ゆるせん。あとはクサリヘビの入手方法はかなり難度が高かった気がするがサラッと流されてしまった。クサリヘビも、可哀想に。道具じゃねーんだぞ。
連続殺人犯が死刑判決を受けて述べた言葉をキーに動き出した停職刑事アクションドラマと、家庭に問題を抱えた中高生YouTuberコラボ企画の交錯。まさに現代のスタンド・バイ・ミーだ。こんな感じだよなー。
ここに出てくるようなトンネル状の貫通した洞窟はなかなか珍しいんではないだろうか。
そして極限の悪事と青春とが結びついたとき、何が起きる? 信じられないことが起きるんだよ。最終的には、少しでも救われた少年と少女がいて良かった。被害者周辺は絶望的に不幸になったが。
砂糖を中心に見た世界史の話。文章は読みやすい。砂糖、サトウキビの栽培と密接に関わる奴隷制やプランテーション、覇権国家の移り変わりなどを記している。砂糖は世界中の老若男女に好まれる特性があるが、生産には人手がかかり土地を消耗させる。歳をとって、飲み物には入れないようになったが、砂糖のない生活など考えられない。その裏に潜む暗黒の歴史がこの本に書かれているのだ。
砂糖入り紅茶を好む英国人…つまりアジアの茶葉を使った紅茶にカリブや南北アメリカ大陸の砂糖を混ぜて飲む、という構図の持つ意味が分かる。そこに世界が凝縮されていて、それを実現するには覇権国家である必要があるってわけ。使い捨てていく労働力や土地も大量に必要。なんだこの作物…誰からも好かれる悪魔のような。砂糖大根というのがあるらしく、これは温帯でも育つので期待されていたけど、サトウキビが盛り返して今に至る。あとはビートっていうのもある。