教師の子の学校での転落。いじめを苦にした自殺未遂という構図なのだが、学校、警察、下衆なマスコミや鬼女(特定班)を巻き込んで家族を翻弄する。
不穏さを小出しにしながらの進行で、なかなかな展開だったな。最後はうまくまとめた。なんだかんだで、それぞれ立派に行動したな。元通りにはならないけど、事件が解決して良かった。
相手の家族を思う。何がそうさせたのか。悲劇しか持たない家。まあノンフィクションではなく、小説なんだけど。
教師の子の学校での転落。いじめを苦にした自殺未遂という構図なのだが、学校、警察、下衆なマスコミや鬼女(特定班)を巻き込んで家族を翻弄する。
不穏さを小出しにしながらの進行で、なかなかな展開だったな。最後はうまくまとめた。なんだかんだで、それぞれ立派に行動したな。元通りにはならないけど、事件が解決して良かった。
相手の家族を思う。何がそうさせたのか。悲劇しか持たない家。まあノンフィクションではなく、小説なんだけど。
現代サバイバル術。生き残った者が知識を伝える。バリツの次に学習すべきと思って読んでみた。さてどう戦おうか?
かなり壮絶な戦いを生き抜いた人物なんですね。歴戦の猛者だ。芸能人は大変だな、という月並みな感想を持ったが、今や被害に遭うのは芸能人とも限らんからな。
自分はそこまでの執着心を持ったことがないので犯人の心理が良く分からないというのが実際のところ。どうなんだろう。いろいろな例で考えてみる。私は例えば、結婚していたり子供がいたりするけど、それらを取り上げられたところで? 第三者からの理不尽な扱い(誘拐とか)なら必死に取り戻そうとなるだろうが、本人がマジで嫌がって離れていくなら、まあ。幼少の頃から興味を持ち四半世紀に渡って従事する職種があるが、うーん、これに関しては生きていくのに有利だから、今の会社辞めても似たような仕事をするんだろうけどねえ。でも無理になったら別のことをやると思うなあ。20年以上フロンターレを応援しているが、なんか不祥事を起こして出入り禁止になったりしたら、どうしようかな。巨人の二軍かブレイブサンダースでも見にいくか。PythonとGolangを多用しているけど、使用禁止されたら? うーん、どうしようかな。なんかの言語を見つけるか。vscode禁止されたら? 俺たちにはvimがある。いっそemacsに戻ってもどうにかなる。
人類は滅亡する? しない? どっち!?
2の主人公は超人的だったが、3の主人公のダメさ加減はどうだ。ひどすぎる。タナボタで絶大な権力をもらいながらの無力…しかもひたすら2択を外し続けるという。それでも主人公かよ。どうした人類。シンプルに選んだやつが悪い、としか言いようがない? いやいや主人公でしょ? 無力すぎると逆に擁護が湧くんだよな不思議と。でも、こいつに任せると滅亡する、と学習しなきゃ。こいつが死なせた人数、軽く毛沢東超えてんじゃん。与えてくれた親切なヒントをすべて無にして、何度太陽系を絶滅させてんのよ、って話。しかも全部成り行き任せ、他力本願だもんな。強運を持ちながら生かせない罪は重いぞ。英雄に敬意を持ってもらえた時間旅行者…権力だけは与えちゃダメ。ゼッタイ。最後は自分だけ逃げ出すという(しかも、それすら他力本願)。
後悔ほど無意味な感情は珍しいよね、という感覚があります。過去はすでに配られた手札であって、これで勝負するわけですよ。個人レベルではそう。ただ公共のため、後続の人のためにスタートラインの不当さを訴える必要性は大きい。
イスラエルは先進国ですが、出生率が高いみたいですね。女性に対して母親になるような圧がかけられている。おそらく男性にも父親になるような圧があるんだろう。結婚して子供作って家買ってはじめて一人前、みたいなアレ。
密室殺人のミステリ。表題作はとにかくややこしすぎる。説明編が理解できんのじゃ。つまり時計がトッケイ! てことか。コケコッコー?!
ぬで始まる動詞、という話は本筋とは関係ない、ということは話を読み進んでポンコツっぷりと探偵との関係性から判明する。とにかく気球のピーターパンのトリックには度肝を抜かれた。その手があったか! と。シリーズものなんですね。他のやつも読もうかな。
ヤクザの自殺のやつは緊迫感もあってかなり良かった。命がいくつあっても足りねーな。
良い小説だった。事故で記憶が定着しなくなった老数学者、家政婦とその息子、そして阪神時代の江夏豊の物語。
時代設定も秀逸で、ラジオだったり、阪神の暗黒時代の幕開けだったり、そういうアクセントというか。チーム名も今とは違うからね。何やかやで、キレイでもあり深刻でもあり、絵画かスローな映画のような話だった。
描写的には、かなりエース級の数学者だったんだろうかな。数学でメシを食うってだけでも偉業だが。
人間は多かれ少なかれ記憶は衰えていく。自分も過去に近親者が晩年、記憶に問題が起きるのを見てきたから、自分にもそういうことが起きるんだろうと思っている。この博士の場合、それでも尊厳を失わずに敬意を与えられていたのは、やはりその知恵の深さと善良な心があってこそか。謎めいた義姉は障害を得る前の全盛期も知っていて、それなりの関係性があったからこその辛さというものがあるんだろうなあ。
本を盗むなよ。買え。無理なら図書館で借りろ。以上。
そんな物語。上級の呪いが街中に広がる。お前のようなババアがいるか。ジャンルを股にかけた、世代を超えた呪いの世界だ。崩壊する世界をどうやって救う? そこのお前が主人公だ。
なかなか良い読書体験になった。中では、シルバードラゴンがカッコ良かったな。ウンコすら便利だし。あの可哀想な扱いはどうかと思うが。戦闘シーンも迫力があった。
1の主人公の江森(字が違う)、出てこないじゃん。まさかのナレ死。どこで何してたんだよ…あの桃園の誓いはもはや遥かなる過去か。忘れちまったのかよ。アッサリしたもんだなおい。まあゼロの主人公も1には出てこなかったから、そういうシリーズなのかもしれないな。
史強が有能すぎた。丁儀は活躍したが脇役に。主人公はまた変換できないタイプの名前、と。
しかし本シリーズ最大のギミックは智子ですよね。なんなのあれ。もう智子が本体でいいじゃん。体、いる? いらねーよ。いらねーじゃん。物理肉体なんて最初からいらんかったんや!! 主人公っぽい名前だし。三体智子さん、日本人女性か。口調とのギャップが魅力な?
1ではあいつもこいつも三体人シンパだったが、2では分かってるやつはだいたい負け確にとらわれている。実際、智子の陰謀により基礎研究が制約を受けた状態でのイビツな発展と根拠なき大衆の楽観だから、負けるのは分かってたんだよな。探査機に対する艦隊の戦術も最悪だった。そこからの主人公面壁者の秘策。秘策つってもしっかり実験しているので、周囲の人に意図が読めないのは不自然なんだけどねえ。ラストも良かった。開幕のねっとりした描写が生きたな。
ティーンエイジャーのダラダラした独白が続くのでウンザリする人も多いだろう。しかも親に隠れて不登校とは。ゴミの捨て方もなってない始末。そんな開幕からの怒涛の展開に度肝を抜かれる…と言ってもマンション内に限定された、コップの中の嵐なんだけど。なかなか良かった。割と、意外に、肝も座ってる感じで。
もう1つの短編(you can keep it)はちょっと恥ずかしい話だったなあ。なんというか。言い方だけど、すごいイヤな感じだった。だってそんなのって、どうなんだ。大学時代の先輩がこんな感じだったのを覚えている。最終的には、慕われていたと思う。憎まれるということを避けるにはいいのかもしれないけど、イヤな感じはする。私も一度コンビニの菓子パンを奢ってもらったことがあるのは覚えている。普通にタカっていると表現できそうな人もいた。そういう意味ではこの作品も、心に残る文芸の物語と言えるだろう。
ゼロを読んでからだいぶ経ったなあ。と思って本編に。どういう単位でこの感想文的なエントリを書けばいいのか、という問題はあるよね。まだまだ続くから。まあ、気が向いたタイミングで書きたくなり次第、書くだろう。義務じゃないし。
本書に登場したことで話題を呼んだこのVスーツは実際に市販されており、Amazonで発注することができます。割とヒットしたと思う。置き配にも対応していたこともあり、私も試してみました。果たしてなかなかの没入感で、三体星系生活のリアルなストリート感覚が味わえた。これは登場人物がことごとくクセになるのもうなずける。ウソですが(念のため)。
全球を揺るがした球電事件で林雲と活躍した丁儀は名付きではあるがまだモブの域を出ていない。一戦交えて多大な被害を受けた中国と米国はまだギクシャクしているのか、米国人よりもNATO系の人が国内ではメインストリームとの距離が近い感じ。