葛城シリーズ。あの紅蓮館の事件から数ヶ月後、奴の実家で起きた恐るべき事件が…
ホームドラマの連続、多様などんでん返し。悪くない娯楽だった。主人公や探偵の苦悩は、強調すればするほど共感するところがなくなっていくのには困った。普通に謎を解けばいいのに。
ちょうど今、私は間取りに興味がある年頃なので、収納すくねーなとか、そういうところも気が散った。
葛城シリーズ。あの紅蓮館の事件から数ヶ月後、奴の実家で起きた恐るべき事件が…
ホームドラマの連続、多様などんでん返し。悪くない娯楽だった。主人公や探偵の苦悩は、強調すればするほど共感するところがなくなっていくのには困った。普通に謎を解けばいいのに。
ちょうど今、私は間取りに興味がある年頃なので、収納すくねーなとか、そういうところも気が散った。
もはや古典のミステリ。作者は最も気に入っていたらしい、ということで読んでみた。普通に面白かった。外さないよね。
なるほどー。途中で読者への挑戦フェーズが用意されていたが、すっかり分からなかったぜ。詳細部分は現代人の常識で解くのは無理があるのかも。大枠は注意深く読めば対応できたのだろう。私はあんまりそういう読み方は好まないんだよなー。別にそこまで先読みする必要はないんだろうよという気もするんだ。まあ、分かっちゃった場合は逆に鬼の首を取ったかのように「俺ここで余裕で分かったしー!」って言うんだけどw
イラク戦争で捕虜になり救出されたジェシカ・リンチの話。いろんな思惑もあって虚実がないまぜになっていた。そこで、このような本を出して事実を整理する。
実際に捕虜になった経緯があり、謎があって、事実がある。正直あんまり深い話ではない。ただデタラメは正さないといけない、という思いがあるんだろうなー。連絡ミスによって、補給部隊が敵の拠点に突入してしまう。部隊の悲劇が始まる。一部は戦死、一部は退却成功、一部は捕虜になる。ジェシカ・リンチは重傷を負って捕虜に。医師は捕虜をどうにか生かして、返そうとする。米軍はその救急車に発砲して追い払う…その後、救出作戦が実行される。
ちょっとひねって不気味な風味をつけている推理小説の短編集。
何らかの後味が残る感じではなかったし、全体的には、まあまあかな。中ではおにぎりのやつと「俺の席」の2つが良かったか。良かったってほどでもないか。
表題だけど、家で崩壊となるとアッシャー家とか芦屋家だろうと思ってしまう。で、紙魚なんて苗字あるのかな、と思って検索したけど…以下略
うーん、読んだはいいけど、何とコメントすればいいのか…
学問的な裏付けは皆無で、老人が若ぶって軽いトーンで印象論と精神論で押し切る、みたいな文章がひたすら続くという…これ読まされんのは苦痛よな。しかもテーマがバカにならないにはどうしたらいいか、みたいな。小賢しいというか、くだらなさすぎる。しかしこれをよく本にしようと思ったよな。まあタイトル見た時に悪い予感はあったんだよ? 図書館で予約してしまった自分の判断が責められるべき。
熊本の「こうのとりのゆりかご」(いわゆる赤ちゃんポスト)に関する取材を重ねた本。NHKらしく読みやすく書かれている。
全国に広まるかと思っていたけど、なかなかどうして最初の1ヶ所にとどまっている。需要はあると思うんだけどな。私としては子供の権利というものを考えてしまう。親となる側が深く悩んだり、無茶して育てて不幸を再生産したり、といったことなくそれぞれの子供が健やかに育てば、それでいいんじゃないのかと。親と一緒にいるってのはそこまで重要な要件じゃないんじゃないか。
表題に関わることについて、Q&A形式で記述していく。食用ウナギの扱いについては多くの未解決問題があり、解決はまだまだ先であろう、ということが分かった。
著者は結論を書いていないが、私はおそらく食べないだろう。安全で適法なウナギを食べたいが、それを選ぶ手段がないらしい。高級店でもチェーン牛丼屋の鰻でも、ルールに従って生産されたかどうかという点では変わらないみたい。
これでは食べる選択ができない。
北村薫のデビュー作…らしい。若い頃に名前はよく見ていたが、読んだことなかったな。最近オムニバスのものを読んで、いい出来だったので他の作品も見てみよう…となったわけだ。
優れた小説家に特有の描写力がすごい。のどかで、リアル。適切なスピード感とのバランス。圧倒されつつ、どんどん続きを読みたくなっていく。昭和末期〜平成初期の風景。まあこういうのが苦手な人もいるんだろうなー。
滅亡間際の仙台のとあるマンションの住民が、どう生きるか? という物語。ジャンルで言えばSFだよね。シンプルに面白かった。過酷な世界ではあるが、のどかな面もあるという。仙台の丘という土地の感じもいかにもありそうで。
共感できない人物も出てくるけど、あーこれはいてもおかしくないよな、と妙な納得感もある。
COVID-19の存在を前提にしたSF短編集。現代以降の数十年まで、短編という制約がありながら、名品が集まっている。
全体的なできの良し悪しはあったが、中では柴田勝家の「オンライン福男」が良かったな。世界設定もオチも良くできていて、さすがの実力を感じさせてくれる。