裏仕事の請負業みたいな人たちの話。どこかユーモラスな2人のコンビが、いきなりの決裂、いきなりの裏切りと死。どうなるか。それぞれのすっとぼけた人物に魅力があって…
小学生時代の話が特によかったな。ラストもすごい。息をつく暇もない。まさに達人の筆。
またおれはすげー小説読んだなー。
裏仕事の請負業みたいな人たちの話。どこかユーモラスな2人のコンビが、いきなりの決裂、いきなりの裏切りと死。どうなるか。それぞれのすっとぼけた人物に魅力があって…
小学生時代の話が特によかったな。ラストもすごい。息をつく暇もない。まさに達人の筆。
またおれはすげー小説読んだなー。
有名人な名探偵が名探偵という職業を意識しながら生きていて、そして世代交代していく。昭和と平成…
大小様々な謎を息をするように解きながら、大きな謎に挑んでいく。圧倒的な勢いで迫る老い、無垢な若い才能への嫉妬と挫折。その先にある再起。無意味なエロシーンは誰得なのか? 挫折の日々に関する描写は上手いと思った。
最大の謎とその謎解きに関しては、ちょっとやりすぎたんじゃないかなと思った。
「名探偵もの」っていうのもちょっと書く側が意識に入れすぎると、違和感が大きくなりすぎるので良くないんじゃないかな。たとえば自分が高位のエンジニアだとして、「名エンジニアです」と名乗るかというと? スポーツ選手だったとして、「どうも私が名選手の〇〇です」と名乗るかというと?? 普通に探偵で、事件を解決すればいいじゃないの。
ハードボイルドもの。刑事と、比較的ありきたりな復讐物語…という構図。舞台となった京都っぽさは出ていない。私も京都周辺の地名に疎いので、なおさらわからん。偽名と本名の対応という謎が特徴か。
読むのに苦痛があったわけではなく、すんなり読めたけど、あんまり心は動かされなかったな。
明治・大正の時期に活躍した農林系の大人物が自分の財産形成を振り返って一般論に落とし込んだ本。割と名著ですね。
基本はしっかりしている。「給料の一部を使わずに生活を続けていれば金は貯まる」。ここまでは誰でも実現できる話。そのはず。その上で、貯まったら分散投資していく。そこでリスクとリターンの見合いを推し量る力量は必要になる。
仕事を趣味にしろ、みたいな話が根底にある。決して仕事をしないで遊んで暮らそうとか、仕事が大事でカネはどうでもいい、ではない。楽しめる仕事をしながらカネも貯めようよと。で、生涯勉強ね。まあそんだけではないんだけど、知的好奇心の探求、物質的な満足。それは理想の人生だ。最後はスッパリと匿名寄付してしまうのもカッコいい。
ハードボイルド・オタク・サスペンス・アクション・ミステリ。それらを融合するとこうなる。
かなり面白かった。登場人物がそれぞれマニアで、喋る言葉が極めて早口。
神話と歴史をベースにした映画。なかなかいい映像で、楽しめた。トロイの木馬、アキレスと亀…ワクワクさせるキーワード群。
観た後でWikipediaの項目を見たら、この映画は史実や神話と違うという点で批判を受けたらしいw アホか。神の怒りやカカト弱点即死なんてあってたまるかよ。カートゥーンじゃねーんだ。
とりあえずヘクトルだけはただ一人、常識人だった。
感染症の映画。昔の映画ですが、いろんな経験があった後の今の自分が見て、なかなかに興味深いものがありました。展開が速く、悪役のモチベーションが理解不能…ということはありつつ、最後はアメリカ映画っぽくうまくまとめた感じ?
序盤に失態を犯した部下が優秀すぎで、MoM級の活躍でした。
SFの短〜中編集。いやワリと傑作寄りだなこれは…。めちゃくちゃ面白かった。すげえペンネームだけど。実在の歴史上の人物をペンネームにするのっていいんだっけ? 心配になってくる。
で、この本としては、特に表題作がやっぱりSFとしても大きな物語としてもいいと思った。最初のスー族の話も悪くなかった。最近の日本SFはこんなすんげえことになってるんだな。昔の本ばっか読んでられねーぞ。他の本も読みたいなー
ドラゴンボールで、サイヤ人とか言い出したあたり(Z?)からのアニメ放送をリマスターしたシリーズ。サイヤ人・フリーザ戦〜人造人間・セル戦〜魔人ブウ戦まで。悟空・ベジータ・悟飯の3人を軸に、それぞれの成長を描く。
基本的には戦闘シーンの連続だが、その戦闘シーンは手間をかけたものもあれば手を抜いたと思われるものもあって…唸り声を上げて踏ん張ってパワーアップ、あややややー! みたいなのが連続するだけなので演じる側も大変だった? むしろ楽だった? その辺の判断はつきませんが。パワーのインフレがひどく、ついていくのは大変だ。まるでバーゲンセールだな、というベジータの感想には同意する。語彙力も「すげえ」「すんげえ」「とんでもねえ」「やべえ」みたいな小学生にも分かるやつしか出てこないので、気楽に見てく感じになる。
Jリーグ開幕のヴェルディ - マリノス戦で主審を務め、ストイコビッチにイエローカードを奪われるという経験をしている著者が、サッカー審判のトラブルあれこれを紹介。脳震盪でそのまま主審を続けていた試合の話とか、背筋の凍る話もあった。
チーム名が間違って記述されている部分があるのはちょっとどうかと思った。抗議くるぞー。札幌に関しては間違いが1ヶ所ではないので、誤植というか、編集者が間違って認識してるんでしょうね…さすがに著者は分かってて、校正の人が間違えて直しちゃったやつだと思いますが。ただ、合ってるところもあるんだよなあ…