バスケのゴタゴタを収めた川淵さんの豪腕と活躍を記した本。私はbjリーグ見に行ったり、東芝の地元で見に行ったりしていたので、関心はあった。
反発はあったようだが、Bリーグのホームアリーナの条件とかはよく分かる。観客は聖地というか、拠り所というか、本拠地ってのはそういうたぐいの存在であって、ホームがあちこち転戦して出前のような状態にしてしまっては応援の継続が困難になるのだ。たまになら我慢できるんだけど。そこに、体育館の管理者じゃなくて首長に話を通せばいいよ、こうするんだよというノウハウが経験者からもたらされれば、動き出すのは必然。というあたり、有明好きだったなーと思い出して読んでいた。とどろきアリーナもいいんだけど。