カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (道尾秀介)
ハードボイルド詐欺小説。不幸の連鎖の行き先は。スリルとサスペンス、アクション。そして観察と記憶からの謎解き。かなり良かった。
無口な主人公も含めて、ちょいちょい軽快な会話をさせて叙述トリックを入れてきたりするのもいいねえ。気が抜けない。
登場人物が魅力的だよねやっぱり。こいつはさすがに無駄じゃねえか、と思われたデブですら手先が器用で魅力がある。マジで全員活躍するからな。過不足がない。どんでん返しもちゃんとしてるし、人生は不幸を抜け出して幸せに向かう。向かせる。最高だ。
ただ、情報がダダ漏れってのはいただけないな。情報管理が徹底していればもっと…まあ、物語が成立しなくなるかもだけど。