アイネクライネナハトムジーク (伊坂幸太郎)
連作短編集。この著者名で繰り広げられる物語としては意外性がある。ちょっとした恋愛が始まる話のシリーズかなと思ったけど、何かと壮大な話になった。世代が交錯し、子供は生まれ育ち、それぞれの出会いをする。
まーでも日本でボクシングのヘビー級チャンピオンが誕生するところなんかは恋愛小説ではなくSF小説と言ってもいいかもしれない。割と楽しく読めた。まあこの空気感だから、大したクライマックスはないんだけどね。そもそも1番のクライマックスが回想シーンだったというw
あとがきで、意外な主人公が明かされる。この小説、まさかあの人が主人公だったなんて。