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山椒の実

あの駅に願いをこめて 南大沢編/仙川編 (岩井圭也)

京王線が企画した、駅周辺を歩いて謎解きをしながらサイドストーリーを楽しむ小説。これは2期目の2-3話目。紺色の封筒に気をつけろ!

冊子は駅で配布していて、ネットで序盤だけ読める設定? と思っていたが、手近な啓文堂(京王線系の本屋さん)に普通に置いてあった。入れ替わりの時期だったからか、2冊同時にゲットできてラッキー。1期の「いつも駅からだった」シリーズは終わっていて、今は「あの駅に願いをこめて」シリーズをやっている。1期はまとめて文庫本にもなっていた。

1話目の吉祥寺の役者の話はネットで読むことができたので、とりあえず今シーズンは全部読める流れだなあ。

こういうツールに小説が使われるのはいいですよね。この南大沢編はイナケンの物語。なかなかエモーショナルな出来で、世界の広がりもあって悪くなかった。仙川編は料理人の物語。締め切り間際の現実逃避、これ良い子は真似しちゃだめだよ? 現実では失敗が約束されたパターンだからね。

ともあれ、小説としてはかなり短いけど著者の文章力も十分に高く、ストーリーに奥行きもある。サイドストーリーも複数あるらしいから、ハマる人は現地に行ってサイドストーリーをゲットするんだろうなあ。