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山椒の実

巨大IT企業クラウドの光と影 (ロブ・ハート)

なにこれw 紹介の文言がおかしいだろ。光と影と題しておいてフィクションの潜入ルポルタージュて。ふざけるにも限度がある。どうせ貧弱な著者の想像力に任せた先入観しかないデタラメ並べてんだろ? そう思って読み始めるのだが…

とりあえずこの描写だとドローン通販会社であって、IT企業じゃなくないか…まあAmazonとかはAWSがあるし確かにIT企業なんだけどさ。

「俺はそういうのが好きなんだ」どういうこと?

このディストピアで、3人の物語がそれぞれに進み、クライマックスへ向かう。設定はかなり壊れているが、ふわふわ感は少なくて、描写には肉感というか、リアリティを感じる。この分野も発展していっているということなんだろうな。まあ小説としては面白くできてるんじゃなかろうか。終盤の壊れっぷりも悪くなかった。クラウドバーガーうますぎワロタ。やばい。

この街の中には子供はいないのかな。出産や保育、学校教育の描写はなかった。そんなところもディストピア?