戦力外捜査官 姫デカ・海月千波 (似鳥鶏)
活躍の余地がなさそうなキャリア警察官とカラテマンの刑事が西東京を走り回って犯人を追い詰める。最後は東京駅から皇居に突入(してない)か。割と楽しめた。
個人ブログとかもう死に絶えてるんだよなあ、と思うシーンもあった。なんに殺されたのかは議論の余地がある。まあオタクならしょうがないか、などと納得するのだが。あと今は自動制御のドローンだから、犯人もこんなことする必要がない時代になった。犯罪もはかどる技術革新。
ただこれ、最後犯人(変態クソ野郎の方)見つけてないよね。それは気になった。シリーズになってるらしいから、続編で捕まえるのかもしれない。
全体的には、ギャップで魅力を出そうというその浅はかな考えの著者の思惑が透けて見えるところはムカつく。ムカつくが、まあ…魅力は、あるよねどうしても。あんたほどの実力者がそう言うのなら。
続編読むかどうかは運次第だなあコレ。