ガマ 遺品たちが物語る沖縄戦 (豊田正義)
沖縄戦の話。遺骨がまだたくさん放置されている。ガマというのは洞窟のことで、特に凄惨を極めた南部に多くあり、避難民も兵士もそこに逃れ、死んでいった。その遺骨と遺品を収拾して遺族に返すという活動を続けていると。
そこで知られた記録をもとにつづられた物語。それがこの本。まあ沖縄戦はめちゃくちゃやったからね。ひどいもので。私は一度だけ沖縄行きましたが、その時、ちょっとした時間だけでも本当にヤバさは伝わってきたからね。
そして、繰り返さないという保証がないというのがね。その信用がないんだよね。困ったことに。