芥川賞候補傑作選 平成編① 1989-1995 (鵜飼哲夫 編)
水と空気と太陽はただ!
時代ですかね、なんか時間の流れがゆっくりしている。そして空気が暗い。平成初期ってこんな感じだったか。これで昭和じゃないのか。
現代と比べると、ストーリーの進みが遅い。これ読むのはダルいぞ。逆に、今の小説を平成初期の人が読んだらついてこれないのかも。ハイスピード超展開すぎて。ケータイ小説が進化して今があるのかも?
そういう意味では内田春菊だけは疾走感があった。しかし下品な作家だとは思ってたけど、やはり下品なエロ。こんなのをありがたがって読んでいたなんて。