はるなつふゆと七福神 (賽助)
現代に舞い降りた七福神のスペクタクルな救済を描く叙事詩。最初に現れるのが、地味な方の2体というのがいいよね。福禄寿と寿老人て…区別つく人の方が珍しいやつ。初手で出てきていいメンツではないだろう。こいつらじゃ、フックにならねーんだよ。
まあそれはいいとして、全体的に楽しく読めた。良作でしょう。それぞれのシーンの絵が浮かぶのが最近の小説の特徴かな。実写版は難しいな。かなり大掛かりな特撮になる?
物語としては、主人公の成長と、終盤の主人公パワーが圧巻。八面六臂の大活躍じゃないか。オレたちにかかれば、$1+1+1+1+1+1+1$が八福神にも九福神にもなるんだよ! わかったか!!
私はいつも英語配列の101なので、日本語キーボードを画像検索する羽目になった。