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山椒の実

グッドラック 戦闘妖精・雪風 (神林長平)

アイスキュロスだ、とりあえずは。アイスキュロスの逸話を適切なタイミングで話せる大人になりたい。そう強く感じた。とんでもないやつもいたものだ。恐るべし、だ。まさに。

これ、だいぶ昔に読んだはずなんだけどな。内容を完全に忘れていた。つまり楽しく読めた。しかし、こんなダイナミックな展開だったかなー。死にそうで死なない奴が登場してまあまあ活躍した記憶はあるから、読んだのは間違いないのだが。後半はワールド全開な感じがして良かった。

しかし本当に読んだのかな。奥付けを見ると初版で買っている。あの頃か。あの部屋でか。登場人物の記憶があるってことは、読んだんだろうな。記憶とは何だ? 読んだとは。何を見せられているんだ。

そんな感じ。