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山椒の実

しくじり審判 (小幡真一郎)

Jリーグ開幕のヴェルディ - マリノス戦で主審を務め、ストイコビッチにイエローカードを奪われるという経験をしている著者が、サッカー審判のトラブルあれこれを紹介。脳震盪でそのまま主審を続けていた試合の話とか、背筋の凍る話もあった。

チーム名が間違って記述されている部分があるのはちょっとどうかと思った。抗議くるぞー。札幌に関しては間違いが1ヶ所ではないので、誤植というか、編集者が間違って認識してるんでしょうね…さすがに著者は分かってて、校正の人が間違えて直しちゃったやつだと思いますが。ただ、合ってるところもあるんだよなあ…

本の内容としてはかなり盛り沢山で、トラブル紹介の章の他にも真面目で割と網羅的な審判のあり方みたいな話、都並との対談もある。ちょっとモリモリにし過ぎたんじゃないかと思った。欲張りもほどほどに。