ソードアートオンライン1-2 アインクラッド (川原礫)
自分が好む犯罪者ドキュメンタリー系の本を小学生の目に触れさせないようにと思って借りた次の本は、ラノベの金字塔。
オンラインゲームの世界に閉じ込められた人々が、脱出を目指して長い戦いを続けるのだが…まあ、これがラノベなんだろうな。1巻は割と楽しめた。設定に引っ張られてたのかな。2巻はちょっとどうかと思えたが、設定の回収で物語を伸ばしたって感じ?
それで、戦いを終えた主人公が現実世界に戻ってくる描写があるんだけど、私は実生活で気づいたことがある。それは、2年間頭髪をカットせずにいると、どのくらい伸びるのかという話。私がアタッチメントなしのバリカンで削った五厘刈りの状態からクッソロン毛になるまでにかかった時間が、まさに2年だ。一度も断髪せずに。今となってはヘアゴムなしでは過ごせない。現実世界に戻った瞬間の人物に関して、筋力の衰えなどは描写があったが、頭髪やヒゲだって気になるどころの話じゃなくなってると思うんだ。
年齢から言って髭が伸びるかどうかは個人差があるし、初期状態にもよるんだろうが、頭髪に関してはまあ、長さ的には背中の中央くらいまで到達してて、しかもボサボサにこんがらがった感じになるのが自然なんじゃなかろうか? HMDの外に出てきた分は介護者が切ってくれてたのかもしれないけど、それにしても気になるどころの騒ぎじゃなくなってると思う。私は髪質がどうも(自分語りが長くなるので略)
まあ、けっこう長く続いてるシリーズみたいだから、通して読んでみようとは思ったよ。作者の技量の向上も楽しみだし。このイラストって必要なの? というのは思ったんだけどね。ラノベと言ったら無駄にイラスト…というのが定式化している?
結局問題の小学生はこの本には全く興味を示さなかった。