ソードアートオンライン3-4 フェアリィ・ダンス (川原礫)
終わってなかった、というところから始まる、続編。まーこれ、どーかなー?
内容はまあ、悪くはないかもしれんが、早くもこのシリーズを読み進めるのはやめようかと思い始めている。「通して読んでみようとは思った」なんて書いといたそばからいきなりゴメンだけど。なんつーか、まともな新キャラが美少女だけ、しかも全員主人公に恋心を抱くっていうのがついていけねえなと。そういうのじゃねーんだよな、と。ニーズの違い。シンプルに、ハードボイルド路線に行けばいいのに…。現実とその裏返しである仮想、それぞれの人間関係というアングルはいいんだけどさ。主人公も雑に初期能力が高すぎてどうかと思うところではある。
あとは文体というか、文章力かな。うちの子供が星のカービィのノベライズが好きで盛んに、本当に擦り切れるくらいの勢いで読んでるんだけど、私が少し読んだ限りでは対応できないなと感じた、その感じね。ティーンズ向けの本がこういうことになるのは、しょうがないことなのかもしれない。高速で読み終えられるのは助かるけど。
要素としてはゲーム、ファンタジー、SFと三拍子揃ってて、それなのに自分がついていけないという事実に愕然としてしまった。ショックはあるがしかし、無理はできないよね。そういうこともある。
ALO内に実装されたSAOはやはりALOのルールで飛翔できて魔法があり、なおかつ層間の移動に制限がかかってるんだろうなー。