噴火のクライシス系の小説と言えば「死都日本」。あれは九州の山体崩壊だが、これは富士山。ただ結果だけ見れば九州よりも規模は小さいのかな。それでもかなりのもの。
両方読んだ感じとしては、どちらも自衛隊が噴火対応の装備を持っているというのが前提になっているのが気になるところ。小説の都合で実際は持ってないんだろうとは思うけどね。
あとは記述としてはリアリティはどちらも差はないような気がする。主人公の知り合いしか登場人物に出てこないというのは気になるんだけど(そう都合よく行くわけないよね)。実はこれはシリーズ物で、シリーズの登場人物が普通に出てきていただけらしい。ただこんな災害がシリーズになってたらやばいよね…まあ、暇があったら他のやつも読みます。