ASKAのアルバム。これがネット上では話題作で、誰も宣伝してないんだけど、曲は信じられないくらい良いという話。実際にYouTubeで流されたFUKUOKAにはしみじみと聴き入らさせられたのだった。それで、iTunesで買えるかなと思って待っていたが全然出てくる気配がなく、しょうがないので非常に久々にCDの円盤を買ったよ。いつ以来だ。特段彼のファンというわけでもなかったのだが。流行ってたのは私の大学時代の頃のことなので、懐かしさはあるにしろ。

まあ言動がおかしいというのはあるみたいなんだけど、いつからかは分からないよね。アーティストって人種は多かれ少なかれ、そういうところがあるもんだし、必要以上に傷ついているのであればなおさらだ。私としてはアーティストは人格ではなく作品で評価を下すべきだと思っている。サッカー選手が人柄以前にプレーで評価されるように。というわけで私のクリエイターに対する評価はもっぱら作品による。クソ作品を作る奴がどんな聖人だとしても、やっぱり作品がクソじゃどうにもならない。

つまり言い訳めいて長々と書いたが、要は今のASKAの作詞作曲編曲歌唱の腕前に興味があった。言動はどうでもいい。

それで。

全体的にクオリティは高いし、優しさがありますよね。パッと聞いた感じだと「東京」が良いかな。赤いポスト云々のくだりがとても良いと思った。続く「X1」もかなり良い。買ってよかった。しばらく楽しめると思います。

(追記) 2017/03/05

事実としては、東京都のポスト数は増加しているそうです。postmap.orgというサイトにそう書いてありました。色に関してはわかりませんが普通は赤っぽい(朱色の？)四角のポストが多いと思います。少なくなっているのは丸いポストじゃないでしょうかね。あれは実家の近くに昔あったのを覚えてます。あと一人暮らし時代に近くにあった気がするがどこにあったか覚えていない。