超能力のトリック (松田 道弘)
奇術をベースにしたトリックで人を騙す超能力の話。歴史を遡りつつ、色々なトリックを紹介していて、なかなか面白かった。僕は超能力と言えばエスパー伊東だなと思っていて、まあ彼は高能力ではあるんだけど、こないだ引退報道のガセネタで踊ったりもして。
いろんなトリックがあるもんだなぁと思った。そして、騙しのテクニックを考え続けてきた、これまでの人類の歴史について考えてしまう。すごいよね。こうやって人々は進歩してきたんだ。この本自体も初版1985年という、すごい古い本なんだけれども。
ユリゲラーの時計のやつは両親が「あれ、うちの時計も動いたんだよ」とかひどく感動しながら語っていたなぁと、思い出してしまった。
実際のところ、学者みたいな頭の良い奴ほど騙されやすいらしいよ。俺も気をつけなきゃなw