まさか人名とは。ニンジャスレイヤーのムギコみたいな? 小娘の新米弁護士がクソ事件を引かされながら信念をやり遂げる。
建前と本音が渦巻く。ほとんど全員、意思統一されている。なのになぜか進めるのが難しい。それをどうやって解決するか。腕の見せ所だ。
レスリング要素があんまり出てこなかったのは残念だが、登場人物は全員活躍したし、なかなか良い作品だったと思う。アイデアも良いし、サイドストーリーもちゃんと本編に絡んだ。
まさか人名とは。ニンジャスレイヤーのムギコみたいな? 小娘の新米弁護士がクソ事件を引かされながら信念をやり遂げる。
建前と本音が渦巻く。ほとんど全員、意思統一されている。なのになぜか進めるのが難しい。それをどうやって解決するか。腕の見せ所だ。
レスリング要素があんまり出てこなかったのは残念だが、登場人物は全員活躍したし、なかなか良い作品だったと思う。アイデアも良いし、サイドストーリーもちゃんと本編に絡んだ。
ランチ合コンにいそしむOLコンビが会話から事件の真相を見い出す。割と楽しめた。
事件っつっても初対面の相手とのランチ中の話題だけだから、殺人が起きるわけでもないんだけど、些細な言葉と手掛かりから謎が解けていく。比較的面白く読んだ。こういうのもアリなんだねえ。
なんか小さい街っぽい雰囲気で、自分は以前に住んでいた武蔵中原か平間あたりをイメージして読んでいたけど、この本の舞台はオシャレな店がもうちょっと多くある感じだった。東横線で言えば都内のあのあたりで考えればいいのかな、なんていう。
小悪党が悪党に挑む。京都で。ヤクザ稼ぎすぎでしょ。キングと名乗るだけのことはある。
そして沖縄人が無双する。空手を使うアラブの王族なんて最強じゃないか。これには計画も捗るというもの。
悪人側も、アヤ先生やケンジあたりはいい味を出していた。ケンジが語学力で無双した時はどうなることかと思った。
そのぶん主人公の影が薄いというか、ずいぶん慎重に計画を立てて遂行していくのにロクな自己開示しないので感情移入できないという問題を抱えながらの進行になった。火傷の傷はスーパーファインプレーだ。最後は綺麗にまとまった。
高級ホテルを舞台にした小説。我々は今夜、100年の歴史を目撃する。人々の人生を見守りながら紡がれる、そんな物語。この著者らしく違和感を散りばめつつ、気持ちよく収束していく。なかなか良かった。
現代の理不尽クレーム入れたもん勝ち的な社会も描きつつ、女優の、弁当屋の、プレイボーイの、泥棒の、小説家の、ホテルマンの人生はそれぞれこのホテルで交錯し、時間は進み、物語は進むのだ。
抑圧に抗うITエンジニアのSF。この時代か。すでに懐かしい。だいぶこう、変わっちまったからな、世界が。
まあちょっと理想のキャリアのエンジニア? みたいな感じの主人公が、熱意をチラ見せしながら信念を貫く。設定がちょっとアレだけどな。自分より優秀なエンジニアに一目置かれるとか、カンファレンスにゲストで呼ばれてみんなと仲良くなるとか、みんなに自由を与えるために一肌脱ぐとか、あれやこれやで異世界転生的な? 空気感を浴びて、つまり読んでいて居心地が悪くなる。
5兆円の資産を持つ女子高生を親族の暗殺者から守る探偵が、超高速でトリックを見破り発動前に犯人にそのままお返しする。次々に計画される殺人トリック。こんだけ狙われたら、普通は死ぬ。
序盤から飛ばしまくっていた。非道すぎる計画も。最後のトリック? は壮大だった。そんなのアリ? ナシでしょ。あんた被害の範囲とか考えないんスカ?
一つの家族であんだけ異常者が出るというのもなかなかハードなことで。
最後の設定は必要だったのかどうか。蛇足感があった。普通に終わればいいのに。まあ、それを言うなら最初からの設定自体がちょっと非現実的ではあったが。
生命保険屋さんのホラー。やばすぎる相手との、対峙。生命保険の不正受給はまあ死に類することだからなあ。そもそも子供に生命保険かける意味がわからんし。稼ぎ手が死んだら残された人が困るでしょ、という意味の保険だと思っているので。あとは高度障害とか生活習慣病の補償もあるか。そういう意味では自分も少しだけ入ってるけど、まあ気休め程度の額だ。死んだらごめんな、ってことで。
しかし強キャラが退場したときはどうなることかと思ったよ。勝てんのかこの主人公で。スペック不利が甚だしいが…
税務署で働く女性たちの群像劇。凄みのある物語だった。それぞれの思い、表に出る態度、そして裏主人公の須藤の葛藤。それぞれのforgetとforgive。知らねえよ。
税務署っていう舞台がいい味を出してる。殺伐とした接客。修羅場が続き、職場も荒れる。そして仕事を終えても家族との問題が。安定していると思われる人物も裏があったり、怖そうな人物も他愛がなかったりする。そんな、ありそうな話が続く。
税金は素直に払おうと思いました。
ホームレスになった男の戦記。カネまみれの栄光を奪われて、這い上がろうと奮闘する。宗教作って逆転を。
前半のホームレス時代の描写も良かったし、転機となる賭けのシーン、宗教を大きくしていくところ、病んでいくところなんかも文章力がスゴい。用語を使って罵倒する事務員とか、リアリティのある小ネタをちょいちょい入れてくるし。
ぶっ壊れて教祖の初めての吐露にまともに取り合わないところとか、土壇場で場違いな言葉を発する場面も印象的。箱根のレイヴとかもね。狂信者の発生のあたりは主人公も前後不覚状態だからあんまり描写も少なかったな。