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ログ取得ツール

sys-unconfigで何が起こるか?

Red Hat Linuxのinitscriptの中に、/usr/sbin/sys-unconfigというスクリプトがある。これは単に


#!/bin/sh

touch /.unconfigured
halt

というものだ。そんで、起動時に実行される/etc/rc.sysinitが/.unconfiguredの存在を知ると、


passwd root
netconfig
timeconfig
kbdconfig
authconfig --nostart
ntsysv --level 35
rm -f /.unconfigured

みたいなことをするようになっている。

Dynamic DNS

qmailの作者のDJ Bernsteinが作ったdjbdns、その一部となっている TinyDNS(qmail.jp) というDNSサーバがあるのだが(djbdnsはDNSとキャッシュサーバが分離されている。tinydnsはDNSのほう)、それ用の Dynamic DNS(innominate.org)があるみたいだ。こいつはPOP3の認証で登録していく方法がとれる。MyDNS.jp、もしかしたらこれを使っているのかもしれない。 しかしTinyDNSはcdbを使っているのだな。…cdb(cr.yp.to)もDJBが作ったのかなこれは。

特許

DVDのレンタル方式の特許について(cnetnetworks.jp)。おなじみ、梅田さんのコラム。このレンタル方式は確かによろしそうだ。日本でもはじまらないかな。しかしこの特許が成立したことで、ライセンス、提訴、買収の3択で岐路に立たされた、という内容。おもしろい こと考えつくのも大変だな。 普通はライセンスを受けてから商売を始めるのだろうが、特許が成立したのが最近なので、成立と同時にこういう局面になったのだろう。それとも、成立しちゃっててもとりあえず商売を始めてから交渉するみたいな(無謀な?)ところもあるのかもしれない。そのへんは不明。

砒素

このへん(yahoo.co.jp)より、砒素に汚染された井戸水を飲んでいた人に協力金(?)(yahoo.co.jp)が支給されたらしい。 気になっているのは、この人の話(kenji.ne.jp)の後半。納得できる。ニュースでは井戸水を飲んでいた人は全く落ち度のない被害者で国が悪いように読めてしまうのだが、上水道が提供されているのに、水道代をケチるために危険を犯して敢えて井戸水を飲んでいたのならば責任は自分にある。税金から金を出すのはおかしいと思う。検査してりゃわかったはずだし。

P2Pはなぜ悪徳だと見られるのか?

こういう記事(cnet.com)を見ると、なぜ企業内でP2Pによるファイル交換自体が悪だと思われるのか不思議に思う。検索機能がついたファイル交換というのは企業内の情報共有にとって非常に有益と考えられる。違法なコンテンツをフィルタする、だけで解決しないのだろうか? この問題は、技術だけで解決できるように思える。だって論理的にはプロトコルがP2PのものであろうとHTTPやFTPであろうと同じことができるでしょ。ただめんどくささ、見た目、インタフェースが違うだけであって。しかもHTTPやFTPは悪だとは思われていないわけだ。まあ、Apache HTTP Serverは2GB以上のファイルを転送できないという問題があるから、映画とかは転送できないことがあるかもしれないが。 あるいは、逆の発想としては、Apacheの拡張モジュールとしてmod_p2p.soみたいのを作っちゃう、というのもありうる。もし広まればApacheが悪になる!?