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Fedora Core 5/6のpython setup.py bdist_rpmが壊れている

Pythonのモジュールをインストールするのにbdist_rpmを使ってrpmから入れている人で、Fedora Coreでこんな感じのエラーになるときは、


Checking for unpackaged file(s): /usr/lib/rpm/check-files /usr/tmp/scanf-1.1-1-buildroot
error: Installed (but unpackaged) file(s) found:
   /usr/lib/python2.4/site-packages/xxxx.pyo
 
 
RPM build errors:
    Installed (but unpackaged) file(s) found:
   /usr/lib/python2.4/site-packages/xxxx.pyo

こうゆうふうに変更するとよい。/usr/lib/python2.4で以下のパッチを当てる。 root# patch -p1 < patch-file


--- python2.4/distutils/command/bdist_rpm.py.orig	2007-01-19 18:57:07.000000000 +0900
+++ python2.4/distutils/command/bdist_rpm.py	2007-01-19 18:57:43.000000000 +0900
@@ -488,6 +488,7 @@ class bdist_rpm (Command):
             ('build', 'build_script', def_build),
             ('install', 'install_script',
              ("%s install "
+              "--optimize 1 "
               "--root=$RPM_BUILD_ROOT "
               "--record=INSTALLED_FILES") % def_setup_call),
             ('clean', 'clean_script', "rm -rf $RPM_BUILD_ROOT"),

RedHatのbugzilla(redhat.com)より。upstreamの問題として報告してclosedにされてしまっている。rpmを作るときに修正できる(し、その方法も分かっている)のに放置とは、いいかげんなものだ。 rpmに入れる場合のパッチは以下の通り。変更内容は同じです。


--- Python-2.4.4/Lib/distutils/command/bdist_rpm.py.orig	2007-01-20 09:56:37.000000000 +0900
+++ Python-2.4.4/Lib/distutils/command/bdist_rpm.py	2007-01-20 09:57:03.000000000 +0900
@@ -488,6 +488,7 @@ class bdist_rpm (Command):
             ('build', 'build_script', def_build),
             ('install', 'install_script',
              ("%s install "
+              "--optimize 1 "
               "--root=$RPM_BUILD_ROOT "
               "--record=INSTALLED_FILES") % def_setup_call),
             ('clean', 'clean_script', "rm -rf $RPM_BUILD_ROOT"),

青空文庫2odt

正月休みを利用して、青空文庫のファイルをOpenDocument(OpenOffice.org 2.0とかで使われているドキュメントフォーマット)に変換するスクリプトを書いてみました。 まだイマイチなところもありますが置いておきます。odt.py zipの状態でも食わせることができます。


# python odt.py 789_ruby_5639.zip saruno_koshikake.txt
789_ruby_5639.zip -> wagahaiwa_nekodearu.odt
吾輩は猫である 夏目漱石
saruno_koshikake.txt -> saruno_koshikake.odt
さるのこしかけ 宮沢賢治

もともとはOpenDocumentのフォーマットを調べてみるのが目的でした。縦書きにしようと思いましたが普通にやると(OOoのバグだと思いますが、)ルビがずれるので…直す方法はあるらしいですが、横書きのままで。

低レベル関係

最近は低レベル系の人が張り切ってますね。一応言っておくと「低レベル」と言っても技術者の言う「低レベル」は一般の人の意味とは違います。レイヤが低いという感じの意味ですね。 というわけで私もBinary Hacks(amazon.co.jp)という本が意外に面白いので買ってみたり。この本は100個の"Hack"と称して低レベルな話が載っていますが、誰しも101個目のHackを持ってるんじゃないでしょうか。私はあまり凄い人ではないので、あの本よりも高いレイヤにはなってしまいますが、役に立ちそうなものを1つ紹介しておきます。 ★Hack #10101 initrdで遊ぶ Linuxのブート時のある時期に、initrdというファイルが読み込まれます。ブート時に指定できるんで、指定しなければ読み込まれないんですけど、grubもliloもsyslinuxもpxelinuxもinitrdを読み込む機能はついていますから、普通は読み込む。そんでこのinitrdの内容が一旦/としてマウントされた状態になるんです。本来の/がマウントされる前にちょっとした処理ができるようになっている。 initrdのフォーマットは昔はext2とかのファイルシステムが圧縮されたものだったんですけど、最近はcpioが圧縮されたものになってます。通常このinitrdファイルを作るのはmkinitrdというコマンドで、中身はスクリプトになってます。特に難しいことはしていません。nashがinitとして動いてモジュールをロードしてデバイスを作り、マウントして/を切替えているだけです。 nashは大したスクリプト言語ではなく、条件判断もできませんが、insmodやmount、echo、sleepなどの内部コマンドの実行に加えて、外部コマンドを呼び出すことができます。mkinitrdが作るinitrdのnashスクリプトは、initrdの中に入っているディスクのドライバモジュールを読み込んでmountするわけです。サンプルを見たいなら、gzip+cpioでシステムのinitrdファイルを展開してスクリプトを見てみるといいです。man nashにも有用な情報が書いてあります。 initrdとnashを応用すればいろんなことができます。1FD LinuxやCDで上げるLinuxではけっこう変なinitrdが使われてるんじゃないかなという気がする。 ●カーネルのリコンパイルなしでNFS Rootを実現する 例えば、NICのドライバを読み込んで自分のIPアドレスを設定し、NFSのドライバを読み込んでNFSを/にマウントすることもできます(nashの内部マンドのmountはNFSに対応していないので外部コマンドとしてinitrdの中に入れる必要があります)。普通はNFSを/にするにはカーネルをリコンパイルする必要がある、とされていましたが、initrdに必要なドライバとスクリプトを入れておけばわざわざリコンパイルする必要はなく、ディストリビューションのカーネルをそのまま使うことができます(少なくともRed Hat Enterprise Linux 4系やFedora Core 3〜5は大丈夫でした)。 とは言え、システムにはNFSで他のマシンと共有できないディレクトリもありますので、Root環境を快適に使うにはもう少しの工夫は必要になります(大したことではないです。/var/runや/var/lock/subsys、/etc/mtabの処理とかそういう)。 NFSと同じ要領で、iSCSIを/にマウントすることもたぶんできます(iSCSIrootは私はやったことがないです)。 ●tmpfs rootでディスクレス環境 また、本来の/自体を全部initrdの中に埋め込んでおき、tmpfsを/にマウントしてファイルを展開してswitchrootしてディスクレス環境に、というのもなかなかおもしろいテクニックです(これが意外に快適なんです!)。 ●まとめ initrdはちょいと遊ぶに値するということを説明しました。面倒なので実例は出してませんが、暇ができたら遊んでみるといいと思いますよ。ブートローダにもよりますが、けっこう無謀なこともできちゃいますので。

川崎2-5甲府 (天皇杯終了:さよなら2006シーズン)

私は現地に行けませんでしたが、丸亀にてシーズンは終了してしまいました。 3大大会全てでベスト4というのが川崎の年初の目標でしたが、ナビスコカップベスト4、リーグ2位といい調子でクリアしていったものの、天皇杯はベスト16止まりとクリアには至りませんでした。それでも上出来だとは思います。リーグ終盤に守備のバランスを大きく崩しながら、敢えて修正せずに勝点のみを追求してしまったのが裏目に出たんでしょう。最もプライオリティの高いリーグ戦でそれで表目(?)を出したわけで、特に文句はありませんよ。 注目の入替戦はアウェイゴールルールにより神戸が昇格。劇的でしたね。微妙なシーンもありつつ。 そんなこんなで、思っていたよりも少し長いオフになります。

セレッソ1-3川崎 (準優勝だってよ!)

長居第2に行ってきました。晴れるという予報だったはずだが、試合前に雨が降りはじめ、試合中はなかなかいい雨になった。地面が傾斜の芝生だったのだが泥んこにまではならなかった。芝生席のスタジアムって、ピッチの芝生と同じ芝生にしたらいいんじゃないかと思う。それならギリギリ許せるが、そうではない。青新聞でピンクに対抗。私は寒いし着替え持ってないし、風邪をひくわけにいかない状態なので、日和って上着を着込んで応援してしまいました(これは恥ですね)。逆に汗をかいて気持ち悪い。 この試合の状況としては最終節、セレッソは自動降格を避け入替戦に回るには福岡の成績を上回る必要があった。勝点差は1、得失点差は0。勝てばよいだけ。 川崎は3位以上は確定していて、あとは2位になれるかどうかというところ。すでに天皇杯の枠でACL(アジアチャンピオンズリーグ)出場を決めていた浦和が2重に権利を取った場合、リーグ2位になるとACLに出られるとか出られないとかいう話があるし、賞金も違うので勝つ意義はある。2位のガンバとの勝点差は2、得失点差は充分開いているので、川崎が勝ってガンバが負けるという場合のみを考えればよい。つまり両クラブとも引き分けを考える必要はないのだった。 試合のほうはよく見えなかった。得点経過は左からのクロスにファーから飛び込んだ飛弾がダイレクトで打って0-1、おめでとう。飛弾ががんばるので、飛弾のアッコちゃんをやったりしている内にジュニが0-2、前半ロスタイムに1-2、後半は黒津が再三のチャンスを外しつつ(黒津の動きは良くて、だいぶ効いてたと思うけどフィニッシュを外していた)セレッソもバーに当てたりして決めきれず、最後はカウンターからマルコン、ジュニ(?)が中に送り込んだボールを黒津が押し込み1-3。勝負あり。ほんと細かいところは全く見えなかったのです。 あちこちで携帯をチェックして歓声を上げる人もいつつ、こちらに挨拶に来る選手の様子で、2位になったことを知りました。おれたちと戦おう共に&威風堂々。あとはですね、天皇杯も勝って某会長に文句を言わせないぞという決意をコールリーダーが示し、最後は恒例のバス囲みコール。なぜか微妙な西部警察をやると、箱乗り状態の選手バスはゆっくりと長居の公園を去っていった。ジュニにメッセージを見せていたけど後ろにいたので内容は分からない。 言っとくけど川崎にとってJ1準優勝というのは快挙だよ。すげーよすげーよ。まだ気持ちがフワフワしてますよ。 あとですね、初優勝の浦和もおめでとう。正直なところ浦和は大嫌いだが優勝してしまったことを覆すことはできない。柏も昇格決定おめでとう。岡山は3年連続で昇格させてるので、そろそろ伝説になってもよいのではないかと。 セレッソは福岡が引き分けたため、得失点差で自動降格。福岡は神戸との対戦になりますが熱くなりそうですね。

川崎3-2鹿島 (引退式)

試合のほうは劇的ではあるが岡田主審が変なことしたせいでいまいち納得のいかない結末に。遠くだったからプレー自体はよく見えなかったけど、普通にあれはないだろうな。かわいそうに。鹿島はさすがに実力のあるチームで、10人とは思えない出来。昔からそういうところがありますよね。こういうゲームを見せられると、鹿島も来年の優勝候補の一角と言えるのではないかと思います。 しかし状況としては川崎は3位以上を確保、他力ながら2位(とACL)の芽が残った。 セレモニー。 最後は社長のトラメガでひとしきり説教されて(社長はサポの悪行でずいぶん怒られていたみたいだった。ほんとかねー)。ヤスの挨拶はあっさり。独身なので周平が花束を渡す。がんばれよー。キンちゃんの挨拶も普通。鬼木の挨拶は泣けたよね(全力でプレーするのが信条だったが最近は全力でプレーするたびに怪我してしまって…という)。そうだよなぁ。鬼木が怪我から復帰して出てきて、また怪我してしまう試合とか見ておれもガックリきたもんな。 しかしGゾーンセレモニーではヤスはひと言、キンちゃんも鬼木もトラメガで軽く笑いを取って、笑顔と涙の引退ということになった。今年はスパイクを左右別々に投げた。 というわけでですね、おれが一晩じっくり考えた結論を発表させてもらうと、、、 来年のファイフロの司会はヤスにやってほしい。以上。

引退

今野と長橋に鬼木が引退か。西山が残ってるから、身長が低い順というわけではないようだな。 今年もこういう季節になったんだなぁと。今日はホーム最終戦でセレモニーが。今野は走り方が特徴的で良かったな。決して速くはないが効果的なこともあって。長橋はちょこまかしたライン際の突破とか、ゴールしたときにどう喜んでいいのか分からないといった戸惑いがけっこう好きでした。鬼木は目を引くボールの持ち方と華麗なパス。なんつーか、やっぱ残念だな。

清水4-3川崎 (残り2試合)

日本平に行ってきました。城のようにそびえるスタジアム。昨年見た花火と王者の旗(そういう歌があるんです)を思い出しながら坂をのぼり、登城。 異様に小気味良いパルちゃんショウで幕を開けた。清水の人はせっかちで、試合開始20分前にもうウォーミングアップを終了せよというアナウンス。こういう無意味なアナウンスをするスタジアムは他にもありましたが、清水の場合はサポまでが「早く引っ込めバカ」と罵っていた。選手はアップを切り上げて戻り、おかげで我々は15分間ぼんやりと何も起きないピッチを眺める羽目に。なんだそりゃ。 応援は今日も青旗を振りながら鉄のハートから。そう何度も特別な試合を続けていてはたまらないな。これが優勝争いか、という感慨も。 試合のほうは藤本のミドル3発にチョジェジンのPKと清水が4点取りました。まあ今季の川崎らしい試合でしたね。立ち上がりからディフェンスラインが不安定で、途中から持ち直したかにも見えましたが、やはり失点を重ねた。まあミドルはすごかったしPKの判定はよくわからなかったけど。1点目は人数が足りてなかったので佐原も対応できず。2点目はどうかな。4点目なんて西山はぴったりついてコースを消してましたが、それでもスコーンとニアを破られ、この日の藤本は手をつけられない感もあります。押し込んで守備に奔走させるくらいの対策しかなかったのかもしれません。 得点はケンゴがスペースに飛び込んだものと、谷口ヘッドの2発。西山のクロスからのヘッドは綺麗だった。ケンゴは序盤の厳しいマークをいなして圧力をかわし、その後はけっこう良かったと思う。 この敗戦により、優勝の可能性は消滅した。コールリーダーは泣いてしまう。こんなところで泣くなよ。まだ試合は続くんだよ。次は現在好調の鹿島戦。これに負けるようだと2位を狙うどころか3位の地位も危うい。最後は恒例のバス囲みコール。気持ちは分かるが、あんまりやりすぎるとマンネリになりかねない。あれは確かに囲みたくなるバスだけどね(2005年の途中から新規購入されたチームバス。それまではレンタルしていた)。私も参加してコール&鉄のハートを歌いました。 ハーフタイムに来年入団する薗田がゴール裏に来てトラメガで挨拶していきました。期待度ナンバーワンのDFです。今後、鉄壁を誇る川崎DFを引っ張る存在になってくれるはずの男です。がんばってね。

川崎2-1福岡 (いつもと違う)

内容は薄い試合でしたが、勝ちました。浦和が名古屋に負けたので、残り3試合で首位との勝点差4という微妙な位置につけました。ここまでは予定通りとも言える(何の予定だ!?)。 これからの浦和の相手はH甲府、A東京、Hガンバ。甲府はアウェイならともかく、ホームだったら有利かな。どれも一筋縄では行かない相手で、ガンバや川崎のようにA東京に負けるようだと厳しくなるだろうね。予定としては最終節にガンバと雌雄を決してどちらかが優勝、みたいなシチュエーションかな。寒くみぞれ混じりの大雨の中での劇的な試合を希望(笑)。 ガンバの相手は今日のH千葉の後にA福岡、H京都、A浦和。昨年同様終盤に入って下降気味の最近のガンバだが、福岡京都に取りこぼさないように、ナビスコを取った後に腑抜けになった(?)千葉に景気良く勝って波に乗りたいところ。 川崎の相手はA清水、H鹿島、Aセレッソ。一度も勝ったことのない苦手(清水)とのアウェイでの試合が残っているし、鹿島も最近強いし、セレッソも必死だろうし…なんか上位3クラブの中では一番悪い当たりが残っているような気もする。昨年もあのキーポイントとなったA浦和戦以降は直後のH神戸戦に勝っただけで、あとは全く勝てませんでした(相手はAセレッソ、H磐田、A東京、Hガンバ)。同じシチュエーションで、どのように成長しているか見せつけることができるか。 …とまあ、まあそういう状況になりました。 この日は試合前の泣かせる映像、いつもと違う客層、そしていつもと違う応援が印象に残っています。 私もそうですけど、映像を見て改めて奮い立った人も多いと思いますね。あの映像は来年のシーチケDVDに入るべきでしょう。 客層はどうだったんでしょう。意外にお客様は多かったんですけど、スポンサー動員の効果はあったんでしょうか? 応援に関しては監督の名前をコールすることは通常はないのですが、東京戦の後の対応を見ても少なからず思うところがあったであろう監督を勇気づけようという意図でしょう。良い選択。監督もそれに応えて、試合後にはGゾーン上に出ていた断幕「NEVER GIVE UP」が欲しいと言って持って帰る一幕も。練習場に飾るのかな。あとはラブミーテンダーと先発選手のコールをやめてひたすら鉄のハート。これも良い選択。後援会旗を使ったやつは向こうからどう見えていたのかわからない。 エバラ坦々ごま鍋の素は当たりませんでした。せっかく狙ってEをもらったのに(笑)。