人間
「ざっくばらん」の意味と由来を教えてください
「ざっくばらん」の意味と由来
意味:
- 飾りや細かなことを省いた、率直で素直な態度や話し方をすること。
- 物事を簡潔にまとめること。
例えば:
- 「上司との会談は、ざっくばらんに意見交換しました。」 (飾らない、率直な話し合いをした)
- 「彼は報告書をざっくばらんにまとめてくれました。」 (長文でなく、簡潔にまとめられた)
由来:
「ざっくばらん」という言葉の語源は、主に二つの説があります。
「雑」「撥」(はつ)+「乱」 という説:
- 「雑」や「撥」はそれぞれ「粗い」「乱れた」という意味を持ち、「乱す」ことを意味する言葉と組み合わせることで、「飾り気のない、乱雑な状態」を表現していたと考えられます。
「着物のズボン部分(袴)が雑然と(ざっくばらんに)見えるさま」 という説:
- 昔の武士の装束では、腰を締め付ける帯の上にズボンのような袴を履いていたのが一般的です。この袴が丈が短かったり、裾が翻ったりして乱雑に見えると、「ざっくばらん」と表現したという説です。
どちらの説も定説はなく、はっきりとした由来は分かっていません。
解説(人間)
本当なんだろうか?
そもそも現代語としての、この言葉の意味も自分はよく分かっていないというね。
人間
いつ頃から使われ出した言葉なんですか
「ざっくばらん」という言葉がいつから使われ始めたのかについては明確な資料がなく、断言できません。
しかし、語源を辿ると、「雑」「撥」(はつ)+「乱」という説では古い漢字表現が元になっている可能性があり、江戸時代以降に広く使われるようになったと考えられます。一方、「着物のズボン部分(袴)が雑然と見えるさま」という説では、武士の装束が一般的な時代に使われていた可能性が高いです。
いずれにしても、少なくとも18世紀後半から19世紀前半には既に使用されていたようであることを推測できます。 現代で広く使われている「ざっくばらん」という言葉は、江戸時代以降に変化して定着したものと考えられます。
人間
なるほど。そういうことなら平安時代にタイムスリップした時は使わないほうが良さそうですね
はい!そうですよね😊 平安時代にタイムスリップした場合、「ざっくばらん」と言うと、相手が意味を理解できないどころか「何を言っているのか?」と逆に混乱させてしまうかもしれません。
平安時代は、上品で洗練された言葉遣いが重んじられていましたから、「ざっくばらん」のような率直な表現は通用しないでしょう。「誠に恐れ入ります」「ご高謝いたします」といった丁寧な言葉を使うのが良いかと思いますね!
人間
ありがとうございます。参考になりました
よかったです!😊 平安時代での会話、うまくいくことを祈っています! 何か他に質問があればお気軽にどうぞ! ✨
解説(人間)
自分が見て本当かどうか分からないことは聞くもんじゃないな…あやふやすぎるやりとりになる。