解説(人間)

こいつはコンピュータに関しては普通にいろんなことを知っている。齟齬のない答え。そして人間側の誘導によって異なる趣向のサンプルも出せる。(最初に出してきた外部サービスのリンクはかなり出鱈目だが)

実は私が使っているopen-webuiではブラウザ内でPythonが動くので、右上にRunボタンが出て実行できる。このエントリの例では外部ライブラリを使っているためimportできずにエラーになるが。

技術的にはpyodideとwasmで実行するわけだが、最初はかなり驚いた。AIがPythonのサンプルコードを出してきて、その場で実行できるなんて。それもあってか、gemma2はPythonのコードを提示してくることが多い。他の言語の場合はコード例は出せるがブラウザでの実行はできない。このブログではPythonも実行できないから、負けてるなオレ…

まあサンプルコードはたくさん持ってるから役に立つけど、コーディング能力はまだそんなに高くないですよ。今のところ。

人間

HTMLで書かれたテーブルをCSVに変換したいと思います。楽にできる方法はありますか

HTMLのテーブルをCSVに変換する簡単な方法をご紹介します。

1. オンライン変換ツールを使用する:

  • Convert HTML to CSV : これは人気のあるオンラインツールで、HTMLコードを入力してCSVファイルを出力できます。シンプルで使いやすいです。
  • Zamzar : 他のファイル形式への変換も可能ですが、HTMLからCSVに変換にも対応しています。

2. プログラミングを使用する:

  • Python: PythonにはBeautifulSouprequestsなどのライブラリがあり、HTMLを読み込み、テーブルを抽出してCSVに変換できます。
from bs4 import BeautifulSoup
import csv

html_content = """
<table>
  <tr><th>Name</th><th>Age</th></tr>
  <tr><td>John</td><td>30</td></tr>
  <tr><td>Jane</td><td>25</td></tr>
</table>
"""

soup = BeautifulSoup(html_content, 'html.parser')
table = soup.find('table')

with open('output.csv', 'w', newline='') as csvfile:
    writer = csv.writer(csvfile)
    for row in table.find_all('tr')[1:]:  # ヘッダー行を除く
        cells = row.find_all('td')
        writer.writerow([cell.text for cell in cells])

3. ブラウザ拡張機能を使用する:

  • CSV Converter : Chromeで動作する拡張機能で、Webページ上のテーブルをCSVファイルに変換できます。

どの方法が最適かは、あなたの状況によって異なります。オンラインツールは使いやすさ重視、プログラミングはカスタマイズ性重視、ブラウザ拡張機能は手軽さが魅力です。

人間

PythonならpandasがHTMLの表をDataFrameに読み込む機能を持っていますよね

はい!その通りです。

pandasライブラリは、HTMLテーブルを読み込んでDataFrameに変換する強力な機能を持っています。 read_html()メソッドを使用すると、指定されたHTMLからテーブルデータを抽出し、DataFrameとして扱いやすくなります。

以下は、pandasを使ってHTMLのテーブルをDataFrameに変換する例です。

import pandas as pd

html_content = """
<table border="1">
  <tr><th>Name</th><th>Age</th></tr>
  <tr><td>John</td><td>30</td></tr>
  <tr><td>Jane</td><td>25</td></tr>
</table>
"""

df = pd.read_html(html_content)[0] 
print(df)

このコードでは、read_html()メソッドでHTMLのテーブルデータを読み込みます。結果として、DataFrame df が生成され、表示されます。

pandasを使うメリット:

  • シンプルかつ強力: read_html()メソッドは使いやすく、複雑な処理をせずにHTMLテーブルをDataFrameに変換できます。
  • データ操作の利便性: DataFrameはPythonでデータ分析や加工に非常に役立ちます。 pandas の豊富な機能を使って、データフィルタリング、計算、集計などを簡単に実行できます。
  • 他のライブラリとの連携: pandas は他のPythonライブラリ (NumPy, matplotlibなど) との連携もスムーズなので、データ分析・可視化ワークフロー全体を構築するのに便利です。

人間

githubのissueに書くコメントとかに、Webページの表をコピペすると勝手にmarkdownの表に変換してくれますよね。あれってどうやってるんですか?

GitHub の Issue に Web ページのテーブルを貼り付けると自動的に Markdown 表に変換してくれる仕組みは、 「HTML to Markdown」変換アルゴリズム を使用していると考えられます。

具体的には、次の手順で行われている可能性があります。

  1. 入力された HTML の取得: GitHub はまずユーザーが貼り付けた HTML コードを取得します。

  2. テーブルの抽出: HTML からテーブル要素を特定する処理を行います。これは、HTML タグ <table, <tr>, <th>, <td> などを検知することで実現されます。

  3. Markdown 表形式への変換: 抽出されたテーブルデータを Markdown の表構造 (| 列1 | 列2 | ... |) に変換します。

    • 各行は「新しい行」として扱われ、各セルは “|” で区切り、「 - 」や「 _ 」などの記号を用いて強調表現が追加される場合があります。
  4. 表示: 変換された Markdown 表を Issue のコメントに表示します。

GitHub はこの変換アルゴリズムを独自に開発している可能性が高く、詳細なコード公開はされていません。 ただし、オープンソースの Markdown ライブラリやオンラインツールと似たような技術が用いられていると考えられます。

利点:

  • ユーザーエクスペリエンスの向上: ユーザーは複雑な HTML コードを気にすることなく、簡単にテーブルを共有できるようになります。
  • 読みやすさの改善: Markdown 表は、HTML 表よりもシンプルで読みやすい形式です。
  • コードベースの簡素化: GitHub は独自に HTML 解析や変換処理を実装する必要があり、開発が容易になります。

注意点:

  • 複雑なテーブルへの対応: 特殊な表構造やスタイルを持つ場合、完全に正確に変換されない可能性があります。

人間

表のペーストは、ExcelやNumbersにペーストするとそれっぽく取り込んでくれますよね。すごく便利だと思います

その通りです! Excel や Numbers などのアプリケーションは、Web ページからコピーしたテーブルデータを非常に賢く解釈し、適切な形式で貼り付けてくれるので本当に便利です。

彼らの「魔法」の仕組み:

  1. 構造認識: これらのアプリは、Web ページの HTML データを解析して、テーブル要素の開始と終了タグ(<table, <tr, <th, <td )、セル間の区切りなどの構造を理解します。

  2. データ型推定: テキストが数字で書かれている場合は数値として扱われ、日付や時刻が含まれている場合はそれに対応する形式で認識されます。

  3. スタイル適用: Web ページに設定されているテーブルのスタイル(ボーダー、幅、高さなど)を検出し、可能な限り反映しようと試みます。もちろん、すべてのスタイルが完全に再現できるわけではありませんが、基本的な見た目を維持してくれます。

Excel や Numbers の利点:

  • 見やすい表示: 綺麗にフォーマットされた表が作成され、読み取りやすくなります。
  • 計算機能: 表に数字が入力されている場合は、簡単に計算やデータ分析を行うことができます。
  • 編集・操作: セルを自由に編集したり、追加したり削除したりすることができ、表の内容をカスタマイズできます。

さらに進化の可能性:

これらのアプリは常に改善され、より複雑な Web ページのテーブルを正確に認識できるようになっています。 将来的には、AI や機械学習技術が活用されて、さらに高度な構造解析とスタイル反映を実現するかもしれません。

人間

表をうまく表現するような記述言語のようなものはありますか?

Webページのコンテンツ表示やデータ表現に特化した、Markdown などよりも更に複雑な表形式に対応できる記述言語はいくつか存在します。

代表的な例:

  • HTML Table (標準): Webサイトで最も一般的な方法ですが、見た目のカスタマイズ性に限界があることがあります。CSS を使用することで改善できますが、より高度な表現には不向きです。

  • AsciiDoc: Markdown の拡張機能として知られており、テーブル表現に {| ... |} といった記法を使用します。 LaTeX や HTML との互換性も高く、書籍やドキュメント作成に適しています。

  • ReStructuredText (reST): Sphinx 等でよく使われるドキュメント記述言語です。 Markdown より高度なテーブル構造を表現できる、 .. rst-table:: のような記法を用います。

  • LaTeX: 数学数式や複雑な図表の記述に優れる文書作成システムです。 LaTeX で表を作成する際、環境変数を用いて列幅、ボーダーラインなどを細かく制御できます。

  • Pandoc: Markdown や reST など複数のマークアップ言語に対応するツールです。 LaTeX とも互換性があり、様々な形式への変換が可能です。

選択のポイント:

どの記述言語を選択するかは、以下の要素によって異なります。

  • 目的: 書籍作成、Web ページ構築、ドキュメント生成など、用途に合わせて適切なものを選びましょう。
  • 複雑さ: 表の構造やデータの種類、表現方法に応じて、より高度な機能を持つ言語が適している場合があります。
  • ツールとの互換性: 使用しているエディタや文書処理ソフトと互換性のある言語を選びましょう。

人間

ありがとうございました

こちらこそ、お役に立てて嬉しいです!

表表現に関するご質問があれば、いつでも聞いてください。 さらに詳しく知りたいことや、特定の言語について何か気になることがあれば、ぜひ教えてください。 😊