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山椒の実

問いかけの作法 チームの魅力と才能を引き出す技術 (安斎勇樹)

ミーティングのファシリテータが使う問いかけの技術を突き詰めた学者による本。学者らしく整理されて書かれている、良書だと思います。テーマもはっきりしていて変な思想もない。実戦的な、技術。

お通夜ミーティングを避け、チームのパワーを発揮させていく問いかけの重要性とそのテクニックを示しているわけだが、なぜ問いかけが重要なのか。それはこの本を読めば分かる。どういう技術で良いミーティングでメンバーの力を活かしていくのか。それもこの本を読めば分かる。

いわゆる「お通夜ミーティング」は、誰しも経験があることだろう。自分は何度も経験してきた。その経験の上で、すごいなあ、と素直に思っしまった。

だけど、自分がこの技術を駆使してミーティングを進めるイメージができないんだよなあ。ただ、今読んで良かったとも思えたし、もっと若い頃に読みたかったという気持ちにもなった。そういう本。

なんだかまとまりのない感想になってしまった。