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山椒の実

約束してくれないか、父さん (ジョー・バイデン)

現在の米国大統領が、苦難を受けた経験と出馬を断念した(ヒラリーが民主党の候補になって、本戦でトランプに負けた)経緯を記した本。かなり良く書けている。まあ自分の実績自慢もあり、家族自慢もある普通の政治家の本という面もあるわけだが、悲劇の人だから山場はすごいことになっている。

それで、序盤から、えー、こいつが死ぬのかよ、と思って気が重かったが、最後まで読んだ。

エルトン・ジョンのくだりと、ウェイ・タン・リューのあたりはとりわけヤバかったな。泣ける。あとは、オバマ(大統領)の熱さ。なかなかできない。