Skip to main content

山椒の実

相続税が払えない 父・奥村土牛の素描を燃やしたわけ (奥村勝之)

画家の家族が相続税で大変な思いをする話。評価額のある絵画のようなものを相続すると大変だな、という話。住居になる土地についてはまあまあ常識の範囲内であれば減免されるんだけど、絵画は…この本が書かれたのは1990年代だけど、今は制度的には変化があるんだろうか。

それにしても、出てくるのはとんでもない金額。実際自分の人生に当てはめてみても、この額はきつい。

やっぱ現金に限るね。減免は期待できないにしろ、処理がしやすいよ。自分もこないだ相続の処理したけど、現金が一番面倒がないって分かったよ。分けやすいしね。

一つ前の家族の話にもあったな、これに関する話。昔は日本は家というのは会社みたいなもので、相続ではなくて事業体が継承されていく感じだったので相続税がなかったと。それが個人による精算になって相続税ができた、とかそういう話。