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ウサギ狩り

久しぶりにニュースでウサギ狩り解禁という文字を見た。

はねたウサギ解剖、ブログで公開〜宮崎大が医学部生処分へ(yomiuri.co.jp)。

学生らは今年7月、大学非公認のサークル「うさぎ狩り部」をつくり、アウトドア活動などを行っていた。インターネット上に「9月15日には悲願の初のうさぎ狩りを果たす」との記述があり、このころから解剖したウサギの写真を掲載していた。

不運だな、としか言いようがない。もし魚だったら、解剖写真を載せてもさ、「まあ最近の学生さんはお魚もさばいて3枚におろせるのね」「写真つきでわかりやすい」とか絶賛されていたかもしれないのに。ウサギは哺乳類だから…ギリギリアウトって感じかな。

ウサギ狩りやキツネ狩りというのはいわゆる貴族のスポーツですね。英国では盛んだそうです。日本で言えば家康が好んだという鷹狩に相当する。軍事演習という一面も持っていて、平民がウサギ狩りを采配するなんていうのは言語道断。庶民には縁のない話で、分不相応ということで叩かれている。

人というのは生まれながらに残酷な面を持ってますから、死んだウサギを無視しようが墓を立てようがゴミ箱に捨てようが警察を呼ぼうが解剖してブログに載せようが、別に不思議なこととは思いません。子供がそこにいるカエルやザリガニを殺すのと同じ。デジカメやブログが普及してきたから、この学生はそういうツールを使ったんでしょう。

そうそう、動物を殺すと言えば、カラスはどんどん殺してほしい。今朝もドアを開けたら2頭のカラスが20cmくらいの体感距離からのんびりオレを眺めてました(怖すぎ)。写真とっとけばよかったな。足を踏み鳴らして渾身のスマイルを食らわせても首をかしげるだけなので(この仕草はちょっと可愛いと思った)、新聞を振って追い払いましたが、1mくらい飛び退っただけ。このまま野放しにすると、オレはいずれこいつらに食われると思います。

ネットを検索してみたら、ウサギの学生はまるで親の仇のように叩かれていた。しかもサークルのメンバーの1人がやっただけなのに、連帯責任ということで全員が連座させられたみたいな噂で。確かにあまり気持ちのいい話ではないけど、ちょっと叩かれすぎだと思うので、この文章を書く気になりました。