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サンフランシスコ・49ers vs.セントルイス・ラムズ

昔猛烈に強くて、ちょっと停滞していたが最近また盛り返してきた49ersと、ちょっと前に突然変異的に強くなったが徐々に落ちてきたラムズ。Week2。ラムズのQBは#13のWarnerではなくて#10のBulgerという選手が出ている。Warnerは脳震盪らしい。49ersのQB#5Jeff Garciaはこないだテレビの番組になっていた。ハゲてたり、身長をゴマ化してたり、ボールを持ち過ぎだと批判されたり、実家(農場)の犬がナイナーとファイバーという名前だったり、恋人が別のチーム(ダラス・カウボーイズだったかな?)のファンだったり、とかそういう話。まあそんなことはどうでもいい。

49ersのキックオフはいきなり外に出てしまう(ラムズ敵陣40ヤードからの攻撃)。これを3 and outにした49ersが、ランで1st downを何度か稼ぐが途中で止まってパント。ここでラムズのスペシャルチームがミスをする。リターナーがパントの処理を間違えてしまい、触った挙句に相手に取られてしまった。いきなりレッドゾーン。ここでQB GarciaにLB(?)2人がブリッツをかけて襲いかかるが、うまいタイミングでパスを放ち、TDを奪う(7-0)。

ラムズも次の攻撃はざくざく進んで見事にTDを取り返す(7-7)。出てないWarnerがベンチで老人の日向ぼっこのようににこにこ拍手していた。…コーチ的な存在??

49ersもGarciaが引っ込んで、ルーキー(?)の#13がQBに出てきた。よくわからんがこいつあまり強くない。…Garciaはこの4年間でRamsには1勝6敗で相性が悪いらしい。そういうのもあるのかもしれん。解説者は脳震盪かなんかだろうと言っていた。たしかにけっこうヒット受けてたな。…と思ったらGarcia復活。パスとランをバランスよく使っててくてく進むが決定的な場面はなかった。しかしFGは決まった(10-7)。そしてラムズQB#10がいきなりファンブル、ターンオーバー。次の49ersのシリーズはいまいち。FGも外れる。

なんか、両軍とも取りやすそうなパスをぽろぽろ落とすなぁ。リターナーもフェアキャッチをこぼすし。Garciaはうまいけどヒットも受ける。オフェンスラインが弱いのかなぁ。ここでGarciaのパスがインターセプトされる。レシーバーが審判にぶつかって予定の地点に行けなかったのが原因かな。そしてレッドゾーンからラムズの攻撃、で前半の2 minutes。ここで49ersのディフェンスが気合いのブリッツをかまして踏ん張って、なんとQB#10がファンブル、ターンオーバー。またか。FGすら奪えず。解説者によると、先週のWarnerもサック&ファンブルしまくったらしい。もろい。対するGarciaは相変わらずヒットを受けまくっているがファンブルはしない。かなりダメージが残りそうな当たりだ。もうちょっとプロテクションしっかりしようぜ。そのまま第2Q終了。

前半、PS2のNFLのゲームではスーパーマン的な能力値を誇っていた#28 Marshall Faulkは全く活躍できなかった。

後半はM.Faulkがやっと走ったがタックルを受けて痛んで引っ込んだ。ラムズはこれを契機にランが出るようになった。パスも出る出る。攻撃が回りはじめた感じ。

ここで解説のTroy Aikmanが、ラムズQB#10を褒めていた(日本語の解説の人が訳してくれた)。この選手は重心が後ろに乗った状態でもいいパスを投げられる。なかなかできないらしい。たしかに投げるタイミングと体勢を毎回変えているように見えなくもない。

このシリーズは最後に出てきた#28 M.Faulkの気持ちいいラッシュでTD(10-14)。ていうか49ers、ディフェンスラインがずたずたに崩されてる。

49ersはヒットを受け続けたGarciaが相手にパスを投げはじめた(…というわけでもないだろうが)。しかし落としてくれて助かる。Garcia、あんだけヒット受けて、プレッシャーも受けながらも、相変わらずパスはうまい。49ersは4th down 1でギャンブル、ランでこの勝負所を切り抜ける(第3Q 2:05)。ここでリバースからなんとGarciaがパスターゲットに。Garcia、ジャグルしながらもなんとか確保し、このプレーが成功してしまう。カレッジではこういうプレーもよくやってるらしいがNFLでは珍しい。調子に乗った49ersは次の#32のランが真ん中をするっと抜けてTDを奪う(17-14)。

ここでラムズの攻撃がいい感じに回っている途中で第3Q終了。ラムズのパスは右サイドにボールを集めて気持ち良く進む。Isaac Bruceの振り切りが美しい。TDも右へのパス(17-21)。

49ersもパスは右が目立つ。というかラムズの右(相手の左)のCBがスゴいマークをしてるみたいだ。あまり進めなくてパント(残り11:50)。ラムズの攻撃は相変わらず右。ランもパスも。よくわからないけど、見た感じストロングサイドは左が多いみたいなんだけどな。…と思ったら右がストロングサイドのときに左に長いパスを投げた(残り7:30)。まあいいか、深く考えないことにしよう。ちなみにそのパスはモロにインターフェア。

ラムズ4th down 1でギャンブル(残り5:55)。なんで? 4点差で勝ってるのだが。ここで49ersディフェンスがオフサイド! 見事に誘い出された。うますぎ。しかしこの後進めず、また4th downになる。ここはさすがにFG(17-24 残り3:20)。

まあ1TD差で3分残ってるから49ersもまだいける。

しかしショートパスを通すのだが中で潰されたりフォルススタートもあり苦しいシリーズ。2 minutes直前の#20のランは見事。30ヤード以上進んだ。#20のランはまた見事。#32のランアフターキャッチもあり、残り1:00でレッドゾーンへ。残り30秒、エンドゾーンへのパスはカットされる。4th down and 7からこれまで精彩を欠いていた#81 OwensへのTDパスが通った。キックも決まって(24-24、残り19秒)振り出しに戻る。

次のキックオフはわけがわからないが49ersが押さえた(残り13秒)。49ersはプレーを続けたがオーバータイムへ。

最初の攻撃はラムズ。素晴らしいリターンで自陣48ヤード地点から。M.Faulkの右へのランは止められるがディフェンスがFaulkのフェイスマスクをつかんだ。左へのショートパスのあと、M.Faulkへのスクリーンでレッドゾーンへ。残り10ヤードはFGを決めてゲーム終了(24-27)。

49ersの敗因はラインの問題ではないか。フォルススタートをどうにかしないと攻撃にならないし、もうちょっとQBを守ってあげたい。

ラムズQBはサックを受けたときにファンブルするなど弱いところがあるが(Warnerもサックには弱い)、M.Faulkのランが出だしてからは攻撃がリズムに乗りはじめた。やはりキープレイヤーはFaulkか。解説者によれば、今日のBulgerの出来から言うと、Warnerは脳震盪が治っても出られるかどうかは不明、だそうだ。