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オークランド・レイダースvs.テネシー・タイタンズ

NFL 2003年度のWeek1。しかし今日にしてこのカードのWeek1放送かGAORA。実況解説はタージンさん濱田さんで…一言で言えばレイダースファンだ。このコンビはいつもおもしろい。

昨年のスーパーボウル出場チームのレイダースを、タイタンズがホーム「ザ・コロシアム」(という愛称のスタジアムらしい)に迎え撃つ。実はタイタンズは昨年レイダースとチャンピオンシップを争ったチームで、強豪同士の対決になった。タイタンズは逃げて走って投げれるQBのMcNair、最強TEのワイチェック、RBのE.ジョージがいる。ちなみに今まで見た中で、このタイタンズとファルコンズ(だっけ?)のスーパーボウルが一番スゴかった。たしか修論のときだったから3年か4年前くらいかな。一方レイダースは言わば「オッサンの星」なチームで、主力がほとんど30代後半だし、40歳になりすでに生ける伝説となったWRジェリー・ライスもがんばっているという…あとショートヤードになると専門のRBクロケットが出てくるおもしろいチームで日本にもファンは多い(と思う)。去年はクロケットを出すためにわざと1ヤード残してるんじゃないかっていうくらいで。

前半はレイダースはなかなか1st downが取れず攻撃が回らない。例によって反則しまくっていたが、そんな墓穴を掘るまでもなくうまくいかない。一方タイタンズはいきなり最初のシリーズで(相手の反則絡みで進んでから)フェイクからネイキッドになってパスして(何言ってるのかわからん?)美しくTDを奪うなど調子が良さそうだがゴール失敗してあまり進まなくなった。そして0-6の状態のまま時間が過ぎたが、そのうちMcNairがファンブルしていいポジションでターンオーバーしてしまう。しかしレイダースは相変わらず1st downが取れなく、4th down and 1になってラチがあかないとばかりにギャンブルをはじめる。しかしまたフォルススタートという…なんじゃそりゃ。しょうがないのでFGを決めて、直後のキックオフをそのまま外に蹴りだすというアホらしい反則(30ヤード進んで相手の攻撃)も。…らしすぎる。クロケット出番なし。大観衆のクラウドノイズがすごい。

第2クォーター残り1分30秒くらいの3rd down and 18からギャノンがあっけなくサックされたように見えたが、そこでタイタンズの選手がなぜか退場になった(これは珍しい!)。どうも審判に文句を言ったみたいだ。そんで、1st downをもらって命拾いしたレイダースが、この衝撃が収まらない内に即座でTDを奪って逆転(10-9)。次のタイタンズのシリーズは時間との戦いだがサクサク進んでFG成功して再逆転で前半終了(10-12)。偉い。実はちょっと前に正Kがケガでいなくなっていたので、Pが蹴ったのだ。50ヤードくらいあったが見事。まあ練習はしてたんだと思う。

まあ、前半の感想としては、やっぱマクネアすごいね。逃げまくりながらターゲットを探して投げて、ちゃんとパスを通すからね。たぶん、目が3つあるに違いない。

後半開始早々、McNairのパスをインターセプトしてリターンしはじめた選手がなんとタックルを受けてファンブルしてまた奪われてしまう(笑)。まあ、けっこうあるかな。普段ボール持って走る選手じゃないから。普通に持って走ってるだけだとはたき落とされてしまうのだ。しかしなかなか点は入らない。FG1本ずつ決めるが(13-15)どうもメリハリがない時間が続く。

第4クォーターも淡々と進むが、タイタンズはいい感じのフィールドポジションからのシリーズで、真ん中のパスを気持ちよく通してレッドゾーンへ。ランをまじえながらTDパスを通した(13-22、残り7:51)。しかし解説者の言うようにこのTDは微妙だ。明らかに着地する前に押し出されている。

レイダースも負けじとギャノンがさくさくパスを決めはじめ、美しいTDパスを決める(20-22、残り3:30)。ノーハドルなんだな。次のタイタンズのシリーズ中に2 minutes。ここで長いパスでレイダースがインターフェアを取られて一気にFGレンジへ。ここから時間を潰しつつFGを決める(20-25、残り32秒)。ここでオフェンスが短かいパスを通したがインバーンズで止められて残り7秒。パス2本が失敗して終わり。

なかなかおもしろい試合だった。タイタンズはEddie Georgeはあまり走ってなかったがオフェンスは粘り強く、よくパスが通った。レイダースは判定に裏切られたこともあったものの、やはり反則多すぎ。直らんなぁ。