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アトランタ・ファルコンズvs.ダラス・カウボーイズ

NFLのWeek1。序盤はカウボーイズペースだが、点差をあまりつけられない内に、ミスから徐々にファルコンズがノリノリになっていく。第3Q以降はもう勝負にならないんじゃないかと思うくらい。

しかしカウボーイズも第4Qに見せ場を作る。13点差からのシリーズで、3プレーをパスパスパスで気持ちよくTDを奪うがGがブロックされる(7点差)。しかも次の相手のシリーズのラン攻撃にずるずる1st downを奪われまくって1本返されてしまう(14点差)。時間も潰されてもう終わりかと思う。しかしここからカウボーイズオフェンスは苦労しながらもライン際でビッグプレーが出たりして、ゴール寸前(3〜4ヤードくらいかな)まで迫る。残り2:01。

目論見としては、ここで一発でTD+Gを決めて(7点差)、オンサイドキックを決めればあと2分でTD+Gを取って同点が見える、というところ。これは成功する確率は高くはないが、さほど非現実的な話ではない。観客(カウボーイズがホーム)は大喜びへの期待に胸をふくらませる2 minutes…になるはずだった。

しかしここでファルコンズのディフェンスが踏んばり、渾身のランプレーを残り1ヤードで止める気合いを見せると、カウボーイズの攻撃は妙なことをやりはじめ、残り1ヤードにもかかわらずパスを続けようとしてサックされるなどずるずる失敗してロス、最後は4th downで簡単そうなスクリーン(?)パスが通らなくて万事窮す。

結局カウボーイズのQBはタイミングパスはうまいけど相手のプレッシャーに弱く、スクランブルかパスかの判断が裏目裏目に出た(無理矢理のパスはインターセプトされ、似たシチュエーションでのスクランブルはファンブルしてしまった)。踏んだり蹴ったりでもがきながらモメンタムを相手に渡してしまった。一方ファルコンズはVickという走りまくるQBが怪我かなんかで出てないのだが代役がしっかり活躍した。ランも出ていた。…ような気がする。

(追記) 2003-09-11 26:42 NFL Japanに戦評(nfljapan.co.jp)が出ていた。NFL.comのフォトギャラリー(nfl.com)もどうぞ。